Takaki Sakurako
学群3年
王維詩 使至塞上
136×70cm
単車欲問邊 属国過居延 征蓬出漢塞 帰雁入胡天
大漠孤煙直 長河落日円 蕭関逢候騎 都護在燕然
今回は、王維の五言律詩を篆書で創作しました。特にこのような線に太細の変化のない篆書を玉筯篆(ぎょくちょてん)といい、玉筯は玉でつくった箸のことで、中国の箸は先も元もほぼ同じ太さであることから名付けられたと言われています。篆書本来の造形の面白さを感じていただけましたら幸いです。