Inoue Hana 学群3年
臨 張瑞図 五言律詩
240×60cm
太乙近天都。連山到海隅。白雲回望合。青靄入看無。分野中峰変。陰晴衆壑殊。欲投人処宿。隔水問樵夫。瑞園。
太乙峯は天子の都に近く、山なみは海岸の入り江近くまで続いている。振り返って四方を見渡せば白雲は集まっていて、そこにかかる青い山もやは見えるかどうか。星の分野が峯の中央で変わり、くもったり晴れたり、それぞれの渓は様相をことにする。私は人のいる処を尋ねて一泊しようと思い、川を挟んできこりに尋ねる。