Watanabe Minami 学群2年
臨 九成宮醴泉銘
24.5×38cm
今回は、唐楷の代表作である九成宮醴泉銘を臨書いたしました。欧陽詢が勅を奉じて揮毫した九成宮醴泉銘は、古来「楷法の極則」と喧伝される名品であり縦長背勢の建築性豊かなその構造は、楷書美の極致を示しています。初めての全臨でしたが、欧陽詢の高度に洗練された楷書体を実感すると共に自分の至らなさを感じる作品となりました。