手指書字運動の解析・アーカイブ化 実験協力者募集
筑波大学芸術系尾川研究室では、名品として知られる日本・中国の書跡が、どのような筆の持ち方、体勢により書かれたかを解明するため、現在、実験に協力してくださる方を募集しています。
以下をご覧いただき、ご賛同いただける方は下記研究責任者までご連絡ください。
【内容】
右手(小筆を持つ手)にウレタン製手袋をはめ、その上から手指の動きを解析するごく軽量の機器を装着し、様々な体勢で名筆の原寸模写(臨書)をしていただきます。その間の運動を映像と位置データで取得・解析します。
【条件】
・本学の学生に限ります。
・右利きの方に限ります。
・様々な体勢をとることから、男性に限ります。
・書について初学段階を経過した方に限ります。
・ウレタン製手袋を装着しますので、ウレタン等にアレルギーのない方に限ります。
・手首・肩・背中・腰・膝に不調のない方に限ります。
【場所】
筑波大学芸術学系棟 B537・B539・B639室
【所持品】
なし
【所要時間】
4時間程度(途中休憩をはさみます)
【募集人数】
5名
【謝礼】
一日につき3,520円
【日程】
令和4年6月1日~8月1日の間のご都合のよい2日間(当方にて調整させていただきます)
各日午後1時~5時を予定
【注意】
新型コロナウイルス感染症対策のため、本学のガイドラインに従って実験を行います。実施日の直近14日間の健康観察記録をつけ、記録表をご持参ください。また、以下の方については、実施日を変更、または実験を中止します。
・新型コロナウイルス感染者および濃厚接触者の方
・実験当日に体温が37.5℃以上ある方
・マスク着用や手指消毒など感染対策にご協力いただけない方
【研究責任者】
筑波大学芸術系 准教授 尾川明穂
連絡先:puttsun.puddingアットgmail.com
*この研究は筑波大学芸術系研究倫理委員会の承認を得て行われます。また、科学研究費助成事業の挑戦的研究(萌芽)21K18329によるものです。
実験や募集により得られた情報は、研究と謝礼の支払い以外には使用いたしません。
また、参加を取りやめた場合も、不利益は発生しません。