Namba Chihiro
学群3年
臨 徐三庚 天発神讖碑
165×35㎝
徐三庚が書いた天発神讖碑を臨書いたしました。天発神讖碑は、篆書や隷書ではなく、篆書と隷書の間であるといわれます。私は、この不思議な書体が大変興味深く思い、今回作品制作に取り組みました。臨書するにあたり、徐三庚の特徴である、横画は刷毛のように太く縦画は細いこと、脚の長い字形となるよう、気をつけながら書きました。
若山牧水の歌 四首
35×6㎝
このご時世、外に出ることは難しく、地元である岡山に帰ることも安易にはできません。そんな時、岡山での日々や風景を思い出しながら作品制作ができたら良いなと思い、この歌を選びました。また料紙にもこだわり、瀬戸内海をイメージし、継ぎ紙を制作しました。作品全体から、瀬戸内海の風景を想像し、感じていただけたら幸いです。これからも作品制作を楽しみ、色々なことに挑戦しながら精進してまいります。