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藤田研_栄MAPプロジェクト

藤田研究室で、栄マップを作成しました。

つくば市の周辺市街地にあたる栄。歴史や伝統が根付く地域性もある一方で、新たな発展もしている、二面性のある地域です。

その地域のマップ作成を依頼され、藤田研究室で「栄MAPプロジェクト」として制作を行いました。

 

藤田教授と研究室メンバーでのミーティングの様子です。

まず、学生が栄にはどのような特徴・個性があるのかの意見を出し合いました。地域の人以外が持つ印象も、MAP作成では重要と考えたからです。

その後、ミーティングを重ね、栄の地域活性化協議会の方々とも意見を出し合いながらブラッシュアップを重ねました。その際、協議会の方々の栄に対する熱い想いに多く触れることができました。

実際にはどのように見えるか、実寸サイズに仮印刷をしながら、文字の読みやすさ、情報の伝わりやすさなどを考えました。

 

出来上がったMAPです。

折りたたみ式のA2サイズで、表紙には神輿の写真や、地域活性化協議会の活動内容、栄の歴史などの紹介を掲載しています。

マップ面は、地図情報に加えてイラストなども交え、分かり易さを重視したデザインとなっています。

こちらは、印刷されたものが栄で配布されています。ぜひ、マップ片手に散策を楽しんでみてください!

 

【授業紹介】環境デザイン演習1_2021

演習授業「環境デザイン演習1」の最終発表会の様子をご紹介します。

この授業は、環境デザイン領域志望の学群3年生が受講する授業です。

 

課題は、『地方都市の中心市街地における「公園+美術館」のリ・デザイン』でした。

亀城公園(茨城県土浦市にある土浦城址である公園)と美術館(新設)を一体的に計画するという課題内容です。

 

最初は大雑把な提案から、毎週の講評を経てより良いものに具現化していきます。建物の設計や配置だけでなく、利用者に適した設備やサービスやシステム等まで考えていました。デザインの具現化の為に、学生はリ・デザインする対象地である亀城公園に何度も足を運び、積極的に授業に関わる様子が見れました。

この授業は、全10回(今回の最終発表会を含む)あり、学生達は悩みながらも何度も改善に取り組んでいました。

 

最終発表会では、模型とプレゼンシートを用いて行われました。4名の受講生は、こだわりを置いた部分や興味関心のある部分がそれぞれ異なり、プレゼンシートや模型の表現方法も多様で、それぞれ個性のある提案をしていました。

 

 

【授業紹介】デザイン演習6 2020

デザイン演習6の授業が行われました。

デザイン演習6は主に環境デザイン、建築デザインの2年生が受講する演習です。

担当は環境デザインの野中勝利教授と藤田直子教授です。

 

課題は「冬でも快適な場・空間」です。

屋外あるいは半屋外で楽しく、賑やかに、快適に活動できる場・空間を大学キャンパス内に提案しました。

自然環境と人間との関係に新たな可能性を示唆させるような設計を目指しました。

 

ここでは、特に印象的だった実地でのエスキスチェックの様子をご紹介します。

この回は、学生が選定した対象地をそれぞれ訪れ、現地で模型やパネルを用いたプレゼンを行いました。

現地では実際にその場を歩いて体感したり、測定したり、実物を用いて説明したり、様々な手法で知識を深めました。

また、授業全体をオンラインでリアルタイムで見られるようにし、コロナ禍にも対応していました。

 

デザイン3領域 卒業制作展 ギャラリートーク

2021年2月19日(金)にデザイン3領域の卒業制作展においてギャラリートークが開催されました。

午前中は第1会場(総合研究棟D棟1階ギャラリー)にて情報・プロダクトデザイン領域の発表が、午後には第2会場(6A棟307・308教室)にて環境デザイン領域と建築デザイン領域の発表が行われました。

 

情報・プロダクトデザイン領域

 

環境デザイン領域

 

建築デザイン領域

学群4年 卒業制作最終発表会を開催

1月14日(木)に、学群4年の卒業制作最終発表会が開催されました。今まで4年間、授業や演習で学んできた環境デザインの知識や手法を生かし、その集大成となる作品を制作しました。

提案した作品は、提案場所の選定から始まり、コンセプトを決め、具体的な配置計画や設計を行いました。

そこで、学群4年生2名の作品発表の様子を少しご紹介します。

2月16日(火)からは、「茨城県つくば美術館」でも作品が展示されます。

 

1人目の学生の作品です。地元の名古屋市にある堀川とその周辺を対象地として設定しています。堀川に4つの船着場を設置し、船着場間を船でたどることで街の歴史や産業を知り・楽しめる計画で、街全体がミュージアムのようになっています。

 

2人目の学生の作品です。地元の弘前市にある土手町商店街を対象地として設定しています。空き店舗が多くなり活気がなくなってきた商店街に、暮らしの場所として新しい居場所を提案し、商店街の再整備を行いました。