人間工学を活用しインタフェース・インタラクション研究へ
近井 学
国立研究開発法人産業技術総合研究所|准教授
皆さんの日常生活の中で、他人(ヒト)やシステム(機械)と関わることで、インタラクションが生まれています。ヒトとヒト、ヒトと機械とのインタラクションでは、我々は五感と呼ばれている感覚で状況やようすを判断しています。私たちは、このような感覚によって外の環境を理解し、その関係性をデザインしていくことが必要です。研究室では、ヒューマン・リレーション・デザイン(ヒトとヒトとの関係性を考慮した研究デザイン)という視点を大事にしつつ、研究開発を進めています。研究テーマは、医療・福祉現場、サービス現場といった、ヒトとの関わりが重要となる場面でのインタフェース・インタラクションに関する研究開発を進めています。