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土間たたき体験記
10月30日スタイルフェスタ会場、古民家にて土間たたきの体験イベントが行われた。土間とは、日本の古民家には必ず存在する空間で調理場などに使用されることの多い、―――な土床のことである。
当日はあいにくの曇り模様にも関わらず、10名程度の参加者で、お年寄りから子供まで様々な年代の方々がいた。
まず、土間の素材を混ぜることから始まった。配合は
１ 土（赤）一輪車 2台
２ 砂（黒）バケツ1杯
３ 山砂（黄色）バケツ 5杯
４ 石灰（白） バケツ 2杯
５ にがり（白）バケツ 2杯
６ 水 バケツ1杯
これまで土の色なんて気に留めたこともなかったんですが、比べてみると本当に違うんですね。水は天候によって分量を微調整するらしいです。
それぞれ素材を配合したら、スコップをかき混ぜるのですが、職人さんの息の合ったスコップさばきでみるみる土の色が均一になっていきました。
混ぜた土は部屋の隅から少しずつ叩いて固められる。
初めは大きな“たこ”とよばれる道具で固めます。
その後、ちいさなたこで表面を整えます。
今回のワークショップは１日であったため、床全体を仕上げることはできませんでしたが、土間たたきの工程を体験し、みなさん満足な表情でした。
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