kaleidolotus
浮遊する万華鏡
kaleidolotusは、万華鏡と人間の新たなインタラクションを提供する作品です。万華鏡は19世紀に発明され、現在では様々な種類が存在しますが、ある共通点があります。それは、万華鏡が手や机などに支持・固定されているという点です。私たちはその常識にとらわれない「浮遊する万華鏡」を制作することで、人が回転して模様を作る動作や、複数人が両手両足を使って一つの模様を作る遊びなど、いままでにない万華鏡体験を生み出すことに成功しました。
MEMBERS:
- 小島麻夕子
- 中鉢耕平
- 鄭智峰
- 山崎友里江
協力:
- 池内隼生
- 鈴木彩乃
- 林大一郎
指導:
- 内山俊朗
More Info
紹介動画
EXHIBITION
- 2010年7月17日~8月31日:つくばエキスポセンター特別展「万華鏡~光のサイエンスアート~」
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kaleidolotusは、蓮の花のようにゆらゆらと水面を漂い、水中の景色を美しい模様として水上の世界へと届けます。発想は単純ですが、超小型カメラやプロジェクタなど、21世紀の技術によって実現可能になったアイデアです。本作品は、水中でのダンスパフォーマンス、エクササイズ、水族館の展示における活用。また、水が澄んでいて生物が豊かなほど美しい模様が現れるため、水環境への関心を高める教育ツールへの発展なども期待しています。