【イベント報告】国立印刷局の工芸官による特別講義~日本銀行券と国立印刷局工芸員の技巧~2024年9月27日(金)

2024年9月27日(金)、版画領域において、国立印刷局の工芸官をお招きして特別講義が開催されました。この講義では、銅版画を専門とする6名の学生が、エングレーヴィングと呼ばれる銅版画の技法を学びました。学生たちは自分のイニシャル1文字を、丁寧に数時間かけて彫り進めました。筑波大学の版画の授業では、エングレーヴィングを専門に学ぶ機会がないため、学生にとって非常に貴重な体験となりました。加えて、展示された工芸作品を通じて、その卓越した技術を鑑賞することができました。記念切手も凹版で刷られているとは知らず、驚きでした。

国立印刷局の工芸官の皆様による丁寧なご指導と、職員の皆様のサポートにより、この貴重な体験が実現しましたこと、心より感謝申し上げます。
また、多くの他領域の学生や外部の方々にもご参加いただき、誠にありがとうございました。
なお、この特別講義の模様は、10月20日以降に日本テレビの「news every.」にて放映される予定です。

 

国立印刷局の工芸官による特別講義~日本銀行券と国立印刷局工芸員の技巧~

開催日:2024年9月27日(金)

主催:筑波大学 芸術専門学群/芸術学学位プログラム 版画領域
ご協力:独立行政法人国立印刷局 本局銀行券部製品設計グループ