【活動報告】デザイン専攻の新歓が行われました

新一年生が入ってくるこの時期、様々な場所で新歓が行われますが、デザイン専攻も例外ではありません。この日は二年生が企画をしたデザイン新歓が行われました。

デザイン専攻だけでなく、芸術専門学群ではこの時期に数多くの新歓が行われます。この新歓の多さと先輩後輩の仲がとても良いのが芸術専門学群の特徴でもあり、下級生は悩みがあればすぐに先輩に相談できたり、先輩は後輩に作業を手伝ってもらったりと、色々な場面で支え合っています。                   
この記事をご覧になっている皆さんも、よかったら来年芸術専門学群に来て、新歓を体験してみませんか?

デザイン専攻新歓

[デザイン専攻3年 T.S.]

【活動報告】新2年生がデザイン部屋へ仲間入り

デザイン専攻の2年生以上の学生が主に作業を行う部屋、それが通称「デザイン部屋」です。
1年生のときには5C棟の「デ基礎部屋」が活動の拠点になりますが、2年生以上は6A棟の3階が活動の拠点となります。
新2年生は、1年間お世話になったデ基礎部屋の大掃除をして、デザイン部屋への大移動を行います。

デザイン2年部屋 清掃中

デザイン2年部屋 清掃中

デザイン2年部屋 清掃完了

デザイン2年部屋 清掃完了


これからは、ここでデザイン演習が行われます。
アイデアスケッチや製図、模型製作など、さまざまな活動が夜遅くまで行われます。
製作途中の苦悩も、息抜きも、完成の喜びも、机を並べる仲間たちと共に分かち合います。
また新たな思い出が刻まれていくことでしょう。

[デザイン専攻2年 M.I.]

【授業紹介】体芸食堂リニューアルプロジェクトにて学生たちが壁を塗装

筑波大学体芸エリアにある食堂は現在、ADP(大学を開く アート&デザインプロデュース)の1つ、アスレチックガーデン・プロジェクトとして、今年度から入る新しい業者と体育・芸術の教員と学生により改装が進められています。先日はその一環として、左官業者と芸術の学生により二階の壁の一部を塗装しました。

壁は漆喰仕上げにするので、塗装にはコテを使います。全く経験が無い学生達でしたが、業者さんに教えていただき作業を始めました。慣れないうちは床に漆喰を落としてしまったりと、なかなか上手く作業が進みませんでしたが、次第に慣れてくるにつれ独特の表情の壁が出来上がってきました。業者さん曰く、左官の表現に決まったものはなく、その人の個性が出るものだそうです。自分たちで使う食堂が、自分たちの手の跡の残ったものになるということはとても素晴らしいことです。作業は5時間ほどかかりましたが、最後の方は、業者さんも目を見張る仕上がりとなりました。

体芸食堂のリニューアルはこれからも続いてゆきます。まだ改善すべき箇所は山ほどありますが、一つ一つ丁寧に解決し、ずっと愛されて使われ続ける食堂になってくれたらと思います。新しい体芸食堂は新学期にオープンとなりますので、是非足を運んでみて下さい。

[デザイン専攻3年 K.K.]

関連ページ

筑波大学 大学を開くアート&デザインプロデュース

作業の様子

作業の様子

完成!

完成!

業者さんと芸術の教員・学生

業者さんと芸術の教員・学生


【授業紹介】アート・デザインプロデュース(ADP)

大学内外の多くの人々と一緒に作り上げていく活動、Art & Design Produce (ADP)には、数多くのチームやプロジェクトがあり、我々デザイン専攻の一年生も多く携わっています。
今回は「いしおさん」でも脚光を浴びた「石匠の見世蔵」プロジェクトの1年生、飯嶋さんへのインタビューを通して、その活動の一部に触れていただきたいと思います。

石匠の見世蔵プロジェクト

こんにちは。アートデザインプロデュース「石匠の見世蔵」の飯嶋亮平です。私たちは茨城県桜川市の真壁という地域を主な活動場所として活動しています。
真壁は日本3大花崗岩の産地でかつては石産業で大いに賑わっていました。しかし現在は石産業も衰退してしまい、元気のない状態です。
そこで私たち筑波大学芸術専門学群の学生と真壁の石工さんが協力して、もう一度真壁の石を元気にしようということで石匠の見世蔵は始まったのです。

活動内容

主な活動内容として学生が石の灯篭をデザインし、石工さんの熟練の技術を使って製作してもらいます。そうしてできた作品を皆様に紹介していき、真壁の石と町そして石工さんの技術力をアピールしています。そのほかにも「石にお絵かき」といった石の良さに気付いてもらうためのワークショップも開催しております。
このように、私たち学生の新鮮な視点でのデザインと石工さんの高い技術力で石の新しいカタチを提案しています。

いしおさんがゆるキャラ1位に

そして私たちのちょっとした自慢を紹介したいと思います。
私たち石匠の見世蔵のイメージキャラクター「いしおさん」がBIGLOBE主催の「あなたが一番“ゆる~い”と思うキャラクターは?」(2009年度)の投票で見事1位を獲得しました!いしおさんは学生がデザインしたキャラクターで、石匠の見世蔵のイベント会場に現れる石の妖精です。 2位には奈良県の「まんとくん」がランクイン。なんとあのまんとくんとせんとくんを抑え1位になってしまったのです!われわれが一番驚いているんじゃないでしょうか?(笑)
このことが3月11日の東京スポーツの朝刊にも取り上げられているのでぜひチェックしてみてくださいね。
また11日に開港となる茨城空港にいしおさんも含めた、石匠の見世蔵の作品が数点設置されています。
そちらもぜひ現地に行ってチェックしてみてください。

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いしおさんのプロフィール

名前:いしおさん
出身地:茨城県真壁町加波山
性格:おおらかでのんびりや。町のみんなの笑い声を聞くのが大好き。好きな食べ物はいしおさんの形をした「いしおさんまんじゅう」。


以上、デザイン専攻1年生の飯島さんへのインタビューでした。こうした活動に積極的に関わることで、より実践的なデザイン力、プロデュース力を身に付け、また発揮する場が得られるというのも、筑波大学でデザインを学ぶ上での大きな利点だと思います。

[デザイン専攻1年 M.I.]

【卒制展】平成21年度卒業制作展(後期)が開催されました

2010年2月9日から2月14日まで、茨城県つくば美術館にて「平成21年度 芸術専門学群 卒業制作展 後期」が開催されました。
この記事では、特にデザイン専攻についての紹介をいたします。
卒業制作は大学4年間で自分たちが得てきた知識や能力を発揮し、その集大成を公に披露する最後の場です。
これから社会に出る人、進学する人など様々ですが、皆これからの自分に恥じない思い思いの作品を作り上げました。
では、今年の領域ごとの作品の紹介に移ります。
情報デザイン領域、プロダクトデザイン領域においては子どものためのモノ、あるいは人の生活に密着したモノというのが傾向としてあったようです。
最優秀賞である、「筑波大学芸術賞」は情報デザイン領域の知育玩具である『Eine -切り紙の展示台-』が選ばれ、
専攻の領域ごとに、優秀作品1つに贈られる「芸術専門学群長賞」もプロダクトデザイン領域では『polygOn』という子どもための遊具が選ばれました。
環境デザイン領域、建築デザイン領域では実地調査の容易さ、想定したものの現実性、見る人にとっての伝わりやすさなどからつくば市、あるいは東京近辺に計画地を持ってくる人が多くいました。
計画のコンセプト自体は人によって様々でしたが、
計画地の地域特性やその土地の人々の暮らしに根ざしたものが多かったようです。
芸術専門学群長賞を受賞した『urban farmland -大きな屋根は畑をまとう-』も計画地にある畑と建築物の融合による新しいカタチの提案となっていました。

[デザイン専攻4年 F.M.]

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