【授業紹介】プレゼンテーション基礎演習
みなさんこんにちは!
今回は演習の中でも特にフリーダムと学生から評判の「プレゼンテーション基礎演習」についてご紹介したいと思います。
(こちらの授業は今年まで渡和由先生が担当されていましたが今年でご定年のため退職されるので、来年度からは同じく環境デザイン領域の菅野圭佑先生にバトンタッチします。)
授業内での課題は大きく分けて「5Cスイーツ」「アメリカ別荘」「自分の店」の3つ。それぞれ自分で考えたスペースや建物を手描きで表現します。詳細な設計用図面の練習というよりは自分の提案を人に魅力的に伝える方法、手法を学ぶための課題になっています。
まず1つ目の課題「5Cスイーツ」は筑波大学内にある5C棟という建物の吹き抜け部分に各々が考えたスイーツのお店を想定してつくるという課題です。そこにいる人々がどうその店を利用するのかが想像できるようなものを目指して課題に取り組みました。
5C棟の吹き抜け
2019年度の過去参考作品例
学生は実際に5C棟に足を運び、このスペースの使い方を模索しました。
2つ目の課題は「アメリカ別荘」です。家の断面図の枠線だけが印刷されたプリントに各々テーマを決めて理想の別荘を描く課題です。先ほどの「5Cスイーツ」課題より内装やインテリアデザインなどにフォーカスしています。また家の中だけでなく外の庭や木々にまでこだわりを持って描く人もいました。
最後に3つ目の課題「自分の店」です。今までは条件がいくつか決まっていましたが、こちらの課題はお店という条件のみで、学生それぞれの創造力に委ねられています。カフェや雑貨屋などベーシックな店から少し変わったレストラン、工房など多様でした。
授業最終日にまとめて3つの課題のプレゼンテーションを行います。大勢の前で発表するときはどうしても緊張してしまうものですが、聞き手の先生や学生の雰囲気はとても和やかで楽しくプレゼンテーションを行うことができました。
授業最終日の様子