山口 秀樹

ヒューマンセントリックな建築光環境デザインの提案

山口 秀樹

連携大学院/国土技術政策総合研究所|准教授

建築物を利用する様々な人にとって“最適”な建築環境はどうあるべきか、また、その“最適”な建築環境を提供するための建築設備はどうあるべきかについて、人間の感覚、特に視覚メカニズムを踏まえた、光環境デザイン手法について研究しています。“最適”な環境は、建築物の用途や利用者の特性で変わってきますので、様々な光環境に対する人間の心理的評価や、視機能特性について被験者実験を通じて、定量的に評価する手法について検討するとともに、実際の建築物へ応用するための光環境設計手法の構築を行っています。また、これらの研究の更なる応用として、自然災害が発生した場合などで建築設備が本来の機能の一部部分しか利用できない状況において、確保しなくてはならない建築環境とそれを担保する設備計画についても研究を行っています。

主な研究テーマ

住環境の快適性評価と照明計画手法の開発
光環境の客観的計測手法の開発
視覚特性の違いと視作業性評価手法の検討
非常時に求められる光環境の検討

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