内山 俊朗

日常生活の中の気づきから生まれる遊びと体験デザイン

内山 俊朗

芸術系|准教授

私たちは、日常の中にある「遊び」や「楽しい体験」を探究し、新しいアイデアを生み出し、それを実際の体験として形にすることを研究テーマとしています。
研究室のメンバーは必ずしも技術の専門家ではありませんが、ハードウェアやソフトウェアのプロトタイピングツールを活用し、アイデアを素早く具現化します。そして、実験や展示を通じて、その体験が利用者にとって直感的で快適なものになっているかを検証・改善し、完成度を高めていきます。
このプロセスは、人々に驚きや喜びをもたらすエンターテインメントデザインにとどまらず、教育分野やリハビリテーションの領域にも応用されています。例えば、遊びの要素を取り入れた学習支援システムや、楽しく取り組めるリハビリテーションツールの開発を行い、実践的な研究を進めています。
また、より高度なプロジェクトへと発展させるために、工学分野や医療・福祉分野の研究者とも積極的にコラボレーションを行っています。

主な研究テーマ

遊びと体験に着目した情報・プロダクト・サービスのデザイン研究
五感を活かした体験型ゲーム、玩具、楽器、福祉機器の開発
感性とUXに基づくインタラクションデザインの実践と評価

© Copyright - Art and Design, University of Tsukuba