人類の原点にもどろう!
2016年12月27日
こんばんは。
突然ですが、石って言ったら何を思い浮かべますか?
私たちは今、発展した文明のおかげで、いろんな恩恵を受けてます。
蛇口をひねれば水が出てくるし、ボタンを押せば火がつくし、
食べ物だって、お店に売っている包丁を使えばこの通り、、、
とっても綺麗な角切りにできちゃいます。
でも、包丁みたいな金属がまだ知られてない時代ってあれですよ、こういうの全部石で切ってたんですよ
俗に言う「石器」ってやつです。
あれ?私たちは石をテーマに普段活動してるはずなのに、石器なんて使ったことも、ましてや作ったこともないや、、、
ということで、前回の活動では石器を作りました。
それも打製です!!
使うものはこちら。
でーん
金床〜〜
ででーーーん
金槌〜〜
金床に乗せられた石がまるでまな板の上の鯉のようだ・・・
というわけで、まな板の上の鯉ならぬ金床の上の小石を割ります。
カーーン!!
あれ・・・
おかしいな〜〜〜ちょっと石変えてやってみよう、次はもうちょいでかいやつ。
カキーーーーン!!!
なんか、
思ってたのとちがう・・・・・
違うんだよ、石器って言ったらもっとこう、シャープでキリッとしてて、
それも打製なんだよ?もっと綺麗な雫みたいな形した・・・
ここで本職である石工さんに見本をみせてもらいます。
上の大きいやつがそれですが、こうして見ても一目瞭然。ちゃんと薄いしナイフっぽい。
キレが違います。
それでもなんとか石器に見えそうなものを割り出して、次は研磨の作業をします。
砥石を用意して水に浸し、ひたすら一定方向に動かして削ります。
じゃりじゃり・・・
できたー!!!!・・・のかな???まぁいいや、やっとこさ完成
まとめると、石器時代ってホント肉切るのすら大変だったんだっていうのが身にしみます。
ありがとう鉄・・・ありがとう砥石・・・
でも、ひたすら割ったり磨いたり、楽しい作業でした。
石に槌を当てると、(種類にもよりますが)カーーン!!って、本当に綺麗な澄んだ音が鳴ります。
何より、石で遊ぶのって何だか童心に返ったような感じがしますよね。
ということで、鉄分はちゃんと摂りましょう。それでは。