7月のギャラリー利用者募集のお知らせ

本日より7月のギャラリー利用者を募集します。
利用申し込みの締め切りは5月15日18:00とします。
同じ週に利用希望者が重なった場合は、スタッフの方で厳正な抽選のもと決定いたします。
また申請の無い週が出た場合はトップページで再度利用者を募ります。

利用規約に同意の上、以下の必要事項を記入し【t.tasu.webstaff@gmail.com】まで送信してください。
※同アドレスでご質問等もお受けしております。

必要事項

※「(申請者名)7月展示希望」という件名でお送り下さい(括弧の中に申請者の名前を明記するようお願いいたします)。

1) 利用を希望する週を以下の週から第一希望から第三希望まで選択。・・・記入例)第一希望A週、第二希望B週、第三希望C週

・A週【7月1日(月)~7月5日(金)】
・B週【7月8日(月)~7月12日(金)】
・C週【7月16日(火)~7月19日(金)】
・D週【7月22日(月)~7月26日(金)】
・E週【7月29日(月)~8月2日(金)】

2) 申請者の名前、所属、学年、連絡先(アドレス・電話番号 ※携帯等直ぐに連絡がつくもの)

3) 申請者以外の展示者名(読み仮名)、所属、学年

4) 展覧会名

5) 展覧会概要(WEBの告知の際に使用します。何を展示するのかなど、関連するイベントや授業について教えてください。)

「しあわせもよう~日本画4人展~」 勅使河原香苗、平良希望、富澤笑、石井さつき

展覧会「しあわせもよう~日本画4人展~」が開催されます。
会場:アートギャラリーT+
会期:2013年5月7日(火)~2013年5月10日(金)
出展者:勅使河原香苗(筑波大学院博士前期課程芸術専攻日本画領域1年)
     平良希望(筑波大学院博士前期課程芸術専攻日本画領域1年)
     富澤笑(筑波大学院芸術専攻日本画領域研究生)
     石井さつき(筑波大学美術専攻日本画領域2013年度卒業生)

あなたが普段幸せを感じるのはどんな時ですか?幸せというのはどうやら一様ではなく、一人一人違う様です。私達は同じ日本画で同じ「幸せ」をテーマに描いたのですが…そんな4人のしあわせもよう

T+review

4人の作者が、それぞれに「しあわせ」を表現した今回の展覧会。作品たちを見てみると、それぞれに独自のモチーフが使われて「しあわせ」を表現している。しかし、それらは可愛らしさであったり、懐かしさであったり、柔らかさであったりと、なんとなく同じような方向に行きついているように感じるのはどうしてなのだろうか。「しあわせ」を表現すると、この方向性は避けられないのだろうか。

いや、もっとたくさんの「しあわせ」の表現があるはずである。

「しあわせ」の方向性が似ているのは、「『しあわせ』を表現する」ことが「『しあわせ』が伝わるように表現する」ことになりがちだからではないだろうか。つまり、しあわせな出来事や記憶などの、「しあわせの結果を表現している」のではないか。
手あかにまみれた言い回しだが、「しあわせ」に行きつくまでには、困難や苦悩がもちろんあるだろう。「しあわせ」を表現する行為には、このような「しあわせの過程」を表現するという形もあるはずである。それが「しあわせ」な雰囲気をまとっていなかったとしても。

「しあわせ」な雰囲気を表現する、「しあわせ」なイメージを表現する。このような形になってしまうのは、個々人に基づく過程よりも、結果としての「しあわせのイメージ」のほうが、だれとでも共有しやすいと無意識に感じているからかもしれない。

今回の展覧会で、「しあわせ」というものを表現する難しさを、改めて感じた。
それは、「絆」「愛」を表現する難しさにも似ている。ついつい、過程を表現するよりも結果を表現しがちになり、結果、個々の存在感が薄れてしまうような気がするのだ。(岡野恵未子)

T+用


「のら」 本江七緒 2013年4月30日~2013年5月2日

展覧会「のら」が開催されます。
会場:アートギャラリーT+
会期:2013年4月30日(火)~2013年5月2日(木)
出展者:本江七緒(博士前期過程芸術専攻彫塑領域2年)

植物の絵と木彫のマグロを展示する予定です。3日間ですが、お越し頂けたら幸いです!よろしくお願いします!

T+review

繊細であるようで、ざっくばらんな光景がそこに広がっていた。
 精密に描かれた? いや、その境界線も曖昧な、それでいてどこか不思議な絵とぼんと唐突に表れたマグロに視線を奪われ、思わずやられたと感じた。
 この花、この木、この建物を・・・それらを一度目にしたことがあるような、ないような・・・記憶を辿るのだけれど明確に思い出せない。不思議。不思議。としか言いようがないのはもうお手上げだ。
 しかしこのマグロ、生きていたことがあるのだろうか。不思議な絵に囲まれたなか異様なまでの存在感を放つそれはどうぞ切ってくれと言わんばかりの眼差しで、しかし、目を合わせてくれない。展示者の執着心でもあるような眼差しがリアルに感じられる場所と、ふっと気を抜いたような空気が同居する作品たちやその展示空間にふと不安を覚えてしまった。だが不安定ななかにも確かにヒトがつくったという温かみが残っていた。それを感じたとき、何故か「みんなちがって、みんないい」という懐かしい詩を思い出した。
 この不思議な空間に同居する作品たちはみんなちがう。そうありながらなにかひとつの、なんと表現したらいいのかわからないが、おおきな流れのなかに、それは展示者という媒体なのだろうか、そういうなかに在るのだと、そう感じた。(太田夏希)

のら


「大脱走。」 太田夏希 2013年4月22日~2013年4月26日

展覧会「大脱走。」が開催されます。
会場:アートギャラリーT+
会期:2013年4月22日(月)~2013年4月26日(金)
出展者:太田夏希(美術専攻日本画コース2年)

「わたし」が「私」から逃げ続けておよそ20年……
これはそのすべてです。

T+review

その空間は「彼女」の世界だった。
ギャラリーに入ると正面入り口に「順路」と書かれた先に梱包材に包まれた空間がある。壁には落書きから自画像のデッサン、ラフに描かれた顔のスケッチ、幼少時代の絵日記など、過去から現在までの作品がごちゃごちゃと展示されている。そのせいだろうか、一つ一つの作品の時間軸が狂って見える。そしてそれらは上下逆さに吊るして展示してあり、妙に不気味な雰囲気を感じる。時折天井から吊るしてあるカウンターが空中で揺れているのがチラチラと視界に入る。
大脱走 − 彼女が20年間逃げ続けてきたものは彼女自身だ。自分を描くと同時に自分から逃げてきたのである。

現在の「わたし」を構成し、今もその中で「わたし」を監視し続ける「私」を吊るし上げ、ひとときでもいいから「私」から逃げ出したいと想った。(展示者談)

逆さの世界に一枚だけ正面を向いているのは《モナリザ》だが顔の部分がないパネル。その作品は彼女の心情を物語っているようである。吊るされた彼女の顔たちが、まるで私たちのアイデンティティの喪失を誘発してくるかのように見つめてくる。自分が自分である意味とは、「わたし」とは一体誰なのか。自分が何者か分からなくなったときの恐怖は、子どもの頃に迷子になり家に帰れなくなった時の感覚と似ている。そこにあるのは、泣きたくなるような現実だ。(高橋和佳奈)

2013.04.22-大脱走


6月のギャラリー利用者抽選結果

6月のギャラリー利用者が決定したのでお知らせします。

20130603-kitchen
・A週【6月3日(月)~6月7日(金)】「kitchen」刈部芙美

20130610-POP STARs
・B週【6月10日(月)~6月14日(金)】「POP STARs」西脇慶

・C週【6月19日(水)~6月21日(金)】「Type in accident」金森陽子
※会期が変更になりました。

20130624-ビビリバリビリー
・D週【6月24日(月)~6月28日(金)】「ビビリバリビリー」坂之下典子


なお、今月のギャラリー利用希望の応募件数は6件でした。