製作時代:江戸時代17世紀
窯名:有田 古九谷青手
員数:1
寸法(高×口径×底径):7.3 × 35.2 ×14.1cm
所蔵番号:2005-JC-IS005
展覧会歴:「古九谷展」横浜高島屋ギャラリー1991年6月6日-18日 cat. 38《色絵山水図大鉢青手》col. ill; 「茨城県近代美術館+筑波大学所蔵 石井コレクション展」茨城県つくば美術館 2007年10月5日-28日 cat. 71; 「筑波大学所蔵 石井コレクション 東洋陶磁の華 —明・清・朝鮮・有田を中心に」茨城県陶芸美術館 2011年4月28日-6月19日 cat. 64。

解説:
古九谷には、五彩手、百花手、祥瑞手(しょんずいで)などいくつかの種類がある。青手もその一つで、濃厚な色彩でびっしりと文様を描き、その上に主に緑色で絵付けしたものをいう。本作は1650年代頃のもの。皿の表面を黄色で塗り、中に四つの角が縁に接するほど大きな正方形の白い枠がおかれている。枠の周囲には緑色で彩色された波の文様描かれている。内側にも七宝繋文の文様帯があり、その四辺の中央部分に青と黄の区画を設けそれぞれに花の文様が配されている。さらに緑色の正方形で区切った中に、松の生えた岩山と波に囲まれた人家が緑と紫色で描写されている。なお、裏面は全体が線色で塗られ、黒の描線で雲気文が表されている。