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体芸図書館のアート・コレクション特別展示の作品を入れ替えました

芸術系では昨年12月来、体芸図書館2階のカウンター前に「筑波大学アート・コレクション」の特別展示として、篠田守男名誉教授の《TC6106》をご覧いただいてまいりました。このたびその作品を、本学出身のガラス作家、遠藤章子氏による芸術専門学群卒業制作《深々、》(2007年度茗渓会賞受賞により買上)に替えました。

芸術専門学群と大学院人間総合科学研究科博士前期課程芸術専攻のクラフト領域で学んだ遠藤氏は、在学中から一貫して電気炉(キルン)を用いて耐火石膏の型にガラスを流しこみ熱変形させて鋳造する「キルンワーク」の技法にとり組んでいます。《深々、》は、元来6つのピース、4つの部分から構成される作品ですが、今回は作者の承諾を得たうえで、3つのピースによるふたつの部分のみを展示しています。

 

 

[芸術系社会貢献推進室・寺門臨太郎]

レクチャー&トーク・セッション「清宮質文&駒井哲郎—版をめぐる静寂」

大学会館アートスペースで開催中のUTAC筑波大学アート・コレクション 石井コレクション特集展示「紙上の紙上なるもの.2:清宮質文&駒井哲郎」の関連企画を6月22日に開催します。

美術史と版画制作研究の視座により、清宮質文と駒井哲郎、そして駒井の霊感源の一であったとも見なされるスイスの画家パウル・クレーに共通する静謐な表現の本質に迫ります。

●レクチャー&トーク・セッション
 「清宮質文&駒井哲郎——版をめぐる静寂(しじま)」

日時 2019年6月22日(土)13:30から16:00
会場 筑波大学 大学会館アートスペース

プログラム
〇レクチャー
 栗田秀法=名古屋大学大学院人文学研究科教授/美術史
 「クレーが開いた内なる世界の探求」
 田島直樹=筑波大学芸術系教授/銅版画制作
 「駒井哲郎の制作と技法」
 佐野広章=桐生大学短期大学部准教授/木版画制作
 「清宮質文の木版技法を解剖する」
〇トーク・セッション
 栗田秀法+田島直樹+佐野広章
 (モデレーター 寺門臨太郎=筑波大学芸術系准教授)

入場無料/事前申込不要
問い合わせ=筑波大学芸術系社会貢献推進室 sct@geijutsu.tsukuba.ac.jp

清宮質文《黒夜の鳥》1982年 木版 UTAC石井コレクション

パウル・クレー《蛾の踊り》 1923年 水彩・油彩転写素描、紙 愛知県美術館

UTAC筑波大学アート・コレクション「石井コレクション」特集展示

筑波大学アート・コレクション.石井コレクション特集展示
紙上の至高なるもの.第2章—清宮質文+駒井哲郎

Selected Works from the Ishii Collection, University of Tsukuba Art Collection
The Sovereignty of Works on Paper. 2: Seimiya Naobumi & Komai Tetsuro

2019年6月11日(火)〜6月29日(土)
筑波大学大学会館アートスペース
午前9時〜午後5時/日曜日休館/入場無料
主催:筑波大学芸術系
問い合わせ:筑波大学芸術系社会貢献推進室 sct@geijutsu.tsukuba.ac.jp

関連企画
レクチャー&トーク・セッション「清宮質文+駒井哲郎—版の静寂(しじま)
6/22(土)午後1時30分〜午後4時  筑波大学大学会館アートスペース
レクチャラー&パネリスト:
 栗田秀法(名古屋大学教授・美術史)
 田島直樹(筑波大学教授・銅版画制作)
 佐野広章(桐生大学短期大学部准教授[筑波大学大学院人間総合科学研究科博士後期課程芸術専攻在籍中]・木版画制作)
モデレーター:寺門臨太郎(筑波大学准教授・美術史)
事前申込不要/どなたでも参加できます

●DOWNLOAD → PDF:フライヤー表

●DOWNLOAD → PDF:フライヤー裏

UTAC 石井コレクションのサイトを更新しました

600点を超える作品で構成されるUTAC 筑波大学アート・コレクション[University of Tsukuba Art Collection]は、国立大学で唯一の本格的なアート・コレクションです。その中で、石井昭氏によって寄贈された「石井コレクション」の全作品をオンライン・カタログ化している公式webサイトを更新しました。

  https://www.geijutsu.tsukuba.ac.jp/ishii/

200余点の絵画と陶磁で構成される「石井コレクション」は、大学会館内の筑波大学ギャラリーに一部が常設展示されています。また、常陽銀行研究学園都市支店2階と筑波銀行本部ビル内のギャラリーにはそれぞれ特別展示されています。

また、2019年度は6月に駒井哲郎と清宮質文というふたりの版画家を取り上げる展覧会と関連ワークショップを、また7月にはシュルレアリストのイヴ・タンギーによるアンソロジー詩集『反頭脳』に焦点をあて、1949年に出版された限定200部の本に収められた3人の画家たちによる挿絵版画の展覧会と公開研究会を大学会館アートスペースで開催します。

(筑波大学芸術系美術史領域准教授・寺門臨太郎)


Yves Tanguy, Midnight of Giants (from Tristan Tzara, L’Antitéte), 1949, etching, 14.0×11.0 cm (sheet), UTAC