「いきいきホスピタルレポート ——芸術支援展 ケア×アートIII」2015年10月20日(火)〜2015年11月27日(金)

筑波大学付属病院、筑波メディカルセンター病院をはじめとするアートとデザインによるプロジェクトは療養環境に変化をもたらすだけでなく、多様な環境下でのアートマネジメント人材を育成しています。
本展では文化庁による「大学を活用した文化芸術推進事業」(平成25年度〜27年度)の一環として取り組まれた活動を中心に紹介します。
イギリス・ブリストルの病院での取り組み、アーティストを公募し病院でプロジェクトを行った「アーティスト・イン・ホスピタル」、デザインや運営、イベント企画まで手がける「ガーデンプロジェクト」、病室を図書室に改修した「患者図書室」などさまざまな活動をパネルで紹介するほか、関連作品も展示。
またホスピタルツアーや、ゲストによるレクチャーなどのイベントも開催します。

いきいきホスピタルレポート ——芸術支援展 ケア×アートIII
-日程:2015年10月20日(火)〜11月27日(金)
-時間:10:00-17:00
-休館:土曜、日曜、祝日は休館
-会場:筑波大学芸術系ギャラリー

[関連イベント]
◎レクチャーイベント「多様化するケア×アートの現在」(仮称) 
ケアとアートの視点から、放課後児童デイサービスを主宰する木村成代氏と、障害者支援施設が運営する鞆の津ミュージアムにてキュレーターを務める櫛野展正氏によるレクチャーを開催し、今後の取り組みの可能性を探ります。
-日時:11月5日(木) 16:45-18:45
-会場:筑波大学5C216(5C棟)
-定員:150名(申込み不要)
-参加費:無料

木村成代(きむら・しげよ)
ギャラリーG主宰(NPO法人アートプラットホームG理事)、放課後デイサービスHAP理事長。広島市内で30年近くギャラリーを運営するほか、近年では放課後デイサービスHAP(「放課後デイサービス」とは、障害のある学齢期児童が学校の授業終了後や学校休業日に通う、療育機能・居場所機能を備えたサービス)を設立。療育=アートという考えのもと、自由に表現に取り組むことができる場所を提供している。

櫛野展正(くしの・のぶまさ)
鞆の津ミュージアム キュレーター。2000年より知的障害者福祉施設職員として働きながら、広島県福山市鞆の浦で築150年の蔵を改修しオープンした「鞆の津ミュージアム」 でキュレーター他を担当。社会の周縁で表現を続けている人たちに焦点を当て、都築響一の有料メールマガジン「ROADSIDER’S weekly」では「アウトサイダーキュレーター日記」を連載中。

◎いきいきホスピタルツアー 
筑波大学附属病院、筑波メディカルセンター病院のアートコーディネーターがプロジェクトを解説しながらご案内します。
-日時:11月11日(水) 14:00-16:00
-会場:筑波大学附属病院、筑波メディカルセンター病院
-定員:10名(先着順)
-参加費:無料
-お申し込み:お名前、人数、電話番号を明記し、下記までメールをお送りください。
Mail: hospitalarttsukuba@gmail.com

◎お問い合わせ
筑波大学芸術系齊藤泰嘉研究室
E-mail:hospitalarttsukuba@gmail.com
Tel: 029-853-2856

主催:筑波大学芸術系社会貢献推進室、筑波大学芸術系齊藤泰嘉研究室
協力:病院のアートを育てる会議、筑波大学附属病院、筑波メディカルセンター病院
助成:文化庁 平成27年度大学を活用した文化芸術支援推進事業

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