【授業紹介】学外演習1日目 デンソー編

大学を飛び出して企業や素敵な建築など、いろんな所を巡る「学外演習」という授業があります。デザイン専攻では、「環境・建築デザイン領域」と「情報・プロダクトデザイン領域」の2グループに分かれ、それぞれ行き先を決めて旅をします。私たち情報・プロダクトデザイン領域組も、7月25日、26日と学外演習へ行ってきました!…と言うとなんだかとっても気楽な旅行のように聞こえるかもしれませんが、先生、企業の方々のご理解ご協力、ご尽力そして学外演習担当の学生の頑張りなどによって支えられている貴重な授業なのです!皆様本当にありがとうございました。大まかな内容ではありますが、とても1回の記事に納まりそうにないので、3回に分けて書きたいと思います。

1日目に訪れたのは愛知県の刈谷市。株式会社デンソーへお邪魔させていただきました。まずはデンソーギャラリーにて、会社の歴史や、これからの自動車に搭載される技術などについて触れました。交通事故を防ぐための機能を体験するコーナーもありました。もちろん、すごいのは自動車関係だけはありません。レジのバーコード読み取り機や、ワインセラーなど、幅広い展示があり、こういうものも!?とわくわくしながら見学しました。中でも「製品・技術ゾーン」の「生活・産業分野」で見られる産業用ロボットのデモンストレーションでは、その精密かつ素早すぎる動きに驚きを隠せませんでした。個人的には、アルミ塊からきれいな5重の立方体が削り出されていたことに感動しました…あんなことが出来るんですね。デンソーギャラリーは、自由に見学ができるそうなので(団体の場合は事前に予約が必要ですが)機会があれば、ぜひ足を運んでみることをお勧めします。次に、デンソーで実際に行われていることについて、プレゼンテーションをしていただきました。「自動車関連のデザイン」と言っても、カーナビのインターフェースであったり、メーター部分の造形であったり…。製品というのは、いろんな人のいろんなデザインの結果なのだなと改めて実感しました。

その後、場所を名古屋市に移し、筑波大学OB・OGの先輩方をお招きしての懇親会が開かれました。名古屋名物を堪能しながら、企業でのお仕事について、学生たちの描く将来について、つくばでの生活について…など、各テーブルで様々なお話が挙がっていました。大学の宿舎や行きつけのお店など…先輩方にとっては懐かしい話も出ていたことと思います。私たち学生にとっては、実際に企業でご活躍されている先輩方の生のお話を伺うことが出来る大変貴重な機会でした。それぞれ将来のビジョンに変化があったのではないかと思います。

[デザイン専攻3年 M.I]

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いざ!DENSO本社へ

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