【授業紹介】デザイン演習5 最終プレゼンテーション

11月25日、デザイン専攻の3年生の必修授業「デザイン演習5」の最終プレゼンテーションが行われました。今回も、情報、プロダクト、環境、建築デザイン領域ごとに提示された課題に取り組みました。
まず情報デザイン領域では「筑波大学体育ギャラリーの展示計画と展示制作」ということで、「震災復興とスポーツ」と題した企画展を、筑波大学の5C209展示室(体育ギャラリー)にて実際に開催しました。
次にプロダクトデザイン領域では「絶対に困らないスマートデザイン」というテーマで、震災時から個人の腹痛まで、様々な「困った」場面を想定したプロダクトをデザインしました。
環境デザイン領域の課題は「震災復興まちづくり」ということで、茨城県桜川市真壁町の御陣屋前通りを対象地として、登録有形文化財の高久家住宅や橋本時計店跡地をいかに活用するかを踏まえつつデザインしていきました。
そして建築デザイン領域は、第5回長谷工住まいのデザインコンペティションに向けて「再び『集まって住むこと』の豊かさ」というテーマでした。1500平米の敷地内に30戸、容積率200%といった条件のもと、共用エリアなどを有効に使い、「集まって住む」ことのメリットを表現した作品が並びました。
全体的に震災が起点となった内容だったとも言えます。私たちにも大きな影響を与えた3月の震災から、多くのことを学び取って成長していかなくては、と実感した「デザイン演習5」でした。

[デザイン専攻3年 M.I]

情報デザイン領域課題プレゼン

プロダクトデザイン領域課題プレゼン

環境デザイン領域課題プレゼン