学位論文に関わる評価の基準

学位論文に係る評価の基準

学位論文が満たすべき水準は、筑波大学大学院学則に規定された要件を充足し、学位論文が下記の評価項目について妥当と認められ、かつ、最終試験で合格と判定されることである。

1. 関連分野の国内外の研究動向及び先行研究の把握に基づいて、芸術学分野における当該研究の意義や位置づけが明確に述べられていること。

2. 芸術学分野の発展に寄与する独自の研究成果が、学術論文として発表するのにふさわしい量含まれていること。

3. 研究公正についての十分な知識に基づき、研究結果の信頼性が十分に検証されていること。

4. 研究結果に対する考察が妥当であるとともに、結論が客観的な根拠に基づいていること。

5. 研究の背景、目的、方法、結果、考察、結論等が、芸術学分野の博士論文にふさわしい形式にまとめてあること。

学位論文審査委員会は、主査1名、副査3名以上、計4名以上で構成される。審査では2回以上の口述試験と公開発表を行うとともに、最終試験を受ける。

なお、学位論文の審査を願い出ようとする者は、事前に学位プログラムにおける予備審査に合格しなければならない。

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