結の器プロジェクト「第2回ワークショップ」

9月6日(日)に第2回ワークショップ「土作り」を行いました。
まずは粘土を器に使用できる状態にするため、「菊練り」という作業に取り組んで頂きました。菊練りは粘土の空気を抜く大切な作業。手の使い方にコツが必要で、なかなか難しい作業でもあります。参加者の皆さんも「難しい〜」といいながら、何度も挑戦していました。次第にコツをつかんでとても良い粘土ができていました。
次に「練り込み板」という、あらかじめ模様の入った粘土を作る作業を行いました。こちらは班毎に連携してスムーズに板ができていきました。
少々体力勝負だった第二回ワークショップでしたが、参加者同士の会話も増え、にぎやかな回となりました。
次回はすこし間が空いて9月27日(日)に、要となる器の成形を行います。どんな器ができるのか、とても楽しみですね!
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結の器プロジェクト「第1回ワークショップ」

9月5(土)は結チームの第1回ワークショップでした。今回の器作りの土台となる「型作り」をしました。
大きな塊状の粘土を成形したり、大量の石膏を使ったりとなかなか体力勝負な作業が多かった初回でした。
参加者の皆さんは真剣な面持ちで作業をしながらも、協力して作業をしたり笑顔でお話している姿が多く見られました。
「これからどんな器ができるのか楽しみ」という声が上がり、嬉しい限りです。
9/6の第二回は実際に使用する粘土を準備する「土づくり」を行います。連日の活動になりますが、明日も楽しく作業できますように!
(芸術4年 三宅)
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竈プロジェクト「土蔵再生ワークショップ」

7月10・11・12日の3日間、活動の拠点の「土田さんち」にて、土蔵再生ワークショップを行いました。
土田さんのお家にある土蔵はとても大きくて立派なのですが、屋根が壊れてしまっていて使えない状態でした。それを今回、地元の大工さんと瓦屋さんに協力して頂いて屋根をなおし、今後様々なことに活用出来るようにしました。私たちも木材を切ったり、杉の木を表面を炙る焼杉を体験させて頂きました。焼杉は、杉板の耐久性を高めるために行うそうです。
数日に渡って行われましたが、お昼ご飯は竈を使ったお料理を大工さん達に振舞うことが出来ました。
猛暑日でしたが、ご協力頂いた皆様に感謝です。ありがとうございました!
(芸術4年 丹治)

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竈プロジェクト「かまどDAY」

先週の21日に、土田さんのお宅でかまどDAYが開催されました。
当日の天気がかなり心配でしたが、幸いにも雨は降りませんでした!
今回のかまどDAYでは、高校生と小学生と一緒にカレーを作るワークショップと、空き空間チーム主催の、地域の人たちとこれからの北条について話し合う「とーくCafe」を開催しました。
当日は高校生4人と、小学生3人が参加してくれました。
今までのワークショップとは違い、リハーサルであらかじめ高校生に竃の使い方とカレーの作り方を覚えてもらって、当日は高校生が主体になって小学生に教えるという形で行いました。
小学生はすごくいきいきと取り組んでくれ、高校生からも教える立場としての責任感を感じて、頼もしく思いました!
カレーの味も大人用と子供用で2種類作ったのですが、どちらもとても美味しかったです!
後半の空き空間チーム主催の「とーくCafe」では、ワークショップに参加してくれた小学生の親御さんたちも一緒に、米粉を使ったパンケーキを食べながら北条について話しました。皆さん積極的に話してくれて、思いがけない話も聞くことができ、すごく充実した時間を過ごせました!(芸術3年 町長)
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空き空間チーム「とーくcafe」開催

空き空間チームは6月21日に「とーくcafe」を開催しました。「とーくcafe」とは、北条での空き家・空き地を活用する活動の参考にするために、地元で暮らす皆さんと北条の良いところや問題点についてワークショップ形式でお話をさせていただく、というイベントです。

当日は、竈プロジェクトの「かまどday」と同時開催という形で行わせていただいたので、「かまどday」に来ていた多くの人に参加していただくことができました。小学生・高校生から大人まで幅広い年代の皆さんと打ち解けた雰囲気の中で意見交換を行い、自分たちの提案に意見をもらうだけでなく、参加者の方からも積極的にアイデアを出していただくなど、活発な話し合いを行うことができました。今後の活動につながる良いワークショップになったと思います。
そして何よりも北条の皆さんと楽しく交流できたことが嬉しかったです。準備していた米粉のパンケーキも子ども達に好評でほっとしました。

竈プロジェクトの方々、「とーくcafe」に参加していただいた方々ありがとうございました!
(社工4年 村中)

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創造的復興:視点構築論2・ 第10回

創造的復興:視点構築論2・第10回講義はchim↑pomの卯城竜太さんと水野俊紀さんをお招きして「想像力と実践」というタイトルでお話を伺いました。
『スーパーラット』や『BLACK OF DEATH』など街や都市に介入してゆく作品から、『REAL TIMES』『気合い100連発』、現在進行中の『Don’t Follow The Wind』など震災後の作品について講義いただきました。「ゲームよりも現実」「現実が歴史を更新してゆく」といったお話からはchim↑pomの挑戦的な活動が窺えました。(赤木)

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創造的復興:視点構築論2・ 第9回

創造的復興:視点構築論2・第9回講義は現代美術家・演出家の高嶺格さんをお招きして「当事者性と表現」というタイトルでお話を伺いました。
アメリカの9.11テロを受けて作られた作品『God Bless America』、ビデオ作品『木村さん』、東日本大震災後の個展『高嶺格のクールジャパン』などについて講義していただきました。当事者であるという資格は、対象に関わった時間ではかるだけではなく、自らの意志で獲得してゆくこともよいのではないかとお話しされました。(赤木)

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結チーム 「WSに向けてのリサーチ完了」

今年度、10名で活動を開始した結チームでは、まず今年のWSに向けて去年、一昨年に「結の器プロジェクト」WSに参加してくださった方々の意見や感想を集めるリサーチ活動を行いました。
人数が増えたことを生かし、2チームに分かれご自宅を訪問したり、つくばから移転された方に電話でお話を伺ったり、CRの時間に学校にお越しいただき、リサーチを交えながら会話を楽しみました。リサーチをする中で、去年や一昨年のWSが楽しかったという嬉しい声や、知らない人と器をつくるより知っている人とつくりたい、器を贈るというのは気が重かった、など様々な生の声をいただき、改善余地を感じました。また、震災から4年が経過し個々の状況の変化や複雑化が垣間見えるリサーチとなりました。
さらに、リサーチと同時進行で実際に結の器を結チームのメンバーがWS形式でつくってみました。まだ結成したてのチームで、少し緊張していましたがWSを通して会話が弾み、すごく楽しく結の器を完成させることができました。
これらを元に、「やわらかな場所づくり⇨一人でできない器づくり」という目的が決まりました。今後はWSの具体的な内容や日程、広報についてさらに掘り下げて話し合い、固めていきたいと思います。(生物資源2年・吉田)

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