『いわきノート』札幌上映会

3月22日(火)に札幌市立大学COCキャンパス(札幌市真駒内)にて『いわきノート』の上映会が開催されました。CRが主催となって開催する最後の上映会でしたが、45名の参加者があり盛会となりました。上映後は学生監督と参加者との意見交換会が行われ、取材当時の様子や、制作の進め方など様々な質問が寄せられました。
また、上映会に関連して、CRの大熊町チームの作品も展示されました。この作品はいわき市に住むある家族の震災後の動きを追ってテキストと写真によってまとめたものです。大熊町チームの学生も来場し、上映会の前後の時間で来場されたたくさんの方々と交流しながら作品を紹介しました。
ご来場いただいたみなさま、札幌市立大学のみなさま、誠にありがとうございました!(飯田)P1150137P1150167
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体感体験ラボ「はなわまち湖水伝説・義家と湖のおおきな龍ワークショップ」開催

2016年2月20日(土)に福島県塙町にてパペットを用いた人形劇のワークショップを行いました。
参加者は、塙町在住の小学1年生から6年生までの36名に集まってもらいました。ワークショップ有志の集まりによる「はなわ探検隊」と呼ばれる生徒さん達で、今回は2015年度9回目で最後を飾るかたちとなりました。そのため、とても元気いっぱいに勢い良く参加してもらえました。

人形劇は、古来より塙町に伝わる湖水伝説を元に脚本を制作しました。出演は、八幡太郎義家とカッパ3匹、白いおおきな竜です。
『義家が塙町を旅をしている途中におおきな湖を発見します。湖に近づくとぐるぐると動く影が!義家は塙町でも1番高いとされる弓張山へ登り、その影に向かって弓を放ちました。小さなカッパが出てきて「止めて!」と言い、一緒に竜退治をお願いします。子ども達へもパペットを制作し、自分たちの仲間を作ってと助けを請いました。その後、子ども達みんなとパペットによる仲間を制作しました。後半劇にはちいさなカッパのお兄さんカッパが2匹登場し、実は竜は悪者ではないと諭しました。義家が放った矢をみんなで竜から抜いてくれと頼みます。お兄さんカッパがおまじないをすると白いおおきな竜が登場し、子ども達に矢を抜いてもらいました。ラストには義家が喜びをお祭りによって表現しようとみんなで大きな輪になってダンスによる宴をし、めでたしめでたしとなりました。』

約1時間30分のワークショップでしたが、アンケートには、「時間が短かかった」など意見もあり、とても集中して楽しんでもらえたようでした。「とても楽しかった」や「スタッフにたくさん手伝ってもらった」などのアンケート結果が多数であり、子ども達には大変喜んでもらい、パワフルに参加してもらったことは体感体験ラボのみ
んなにも刺激と達成感を与え、お互いの相乗効果によって気持ちが高められた会となりました。ラボの学生には多くの準備で大変な部分が目立ちましたが、終了後は心地よい疲労感と共に笑顔でつくばの帰路に着きました。
(小野)ws01

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竈プロジェクト「常陽 食の商談会」参加

2月16日(火)つくば国際会議場で行われていた「常陽 食の商談会」に参加しました!
たくさんの食に関わる企業やお店の方が出展していて、お話を聞けたり竈プロジェクトについても紹介できたりと、とてもいい機会になりました。
今回知り合えた方々と、今後何かでコラボさせて頂けたらと思っています!
(芸術4年 丹治)

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茨城県震災復興シンポジウムで『いわきノート』上映&大熊町チーム展示

1月14日(木)、茨城県総合福祉会館で行われた茨城県震災復興シンポジウムにおいて、映画『いわきノート』の上映と、大熊町チームによる平面作品の展示が行われました。
このシンポジウムは筑波大学の社会工学類が中心となって取り組んでいる巨大地震プロジェクトの主催により、巨大地震に対する適応能力の向上を目指して福島や茨城を中心に様々な地域で行われています。このシンポジウムでの『いわきノート』の上映もかれこれ3回目です。
上映後には学生監督とスタッフによるトークショーが行われ、震災から5年、映画の撮影から2年経った監督たちの心境や、最近になって訪問した仮設住宅の様子の話、作品の今後に対する思いについて語られました。
また、会場のロビーでは大熊町チームが、いわき市在住のある家族の震災以降の行動を写真とテキストで記録した平面作品を展示しました。
シンポジウムにおける学術的な考察と、CRの活動におけるパーソナルな描写とのコントラストが、この災害をいろんな角度から考えるきっかけを生んでいるように思いました。(飯田)

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いわきノート写真1

体験・体感ラボ 大曽根児童館ワークショップ開催

体験・体感ラボでは12月9日につくば市の大曽根児童館でワークショップを開催しました。
開催にあたり、児童館の特色や子どもの対象年齢、また、開催する地域に関しての事前リサーチを行い、つくば市谷田部の地域性と創造性、そして身体性を組み合わせた人形劇のストーリーについて話し合いを重ねました。
ストーリー決めでは、今回江戸時代のつくばに実在した飯塚伊賀七という発明家を人形劇に登場させ、谷田部郷土資料館での見学もふまえ、「小田城」や「輪時計」「からくり人形」などをキーワードにサブテーマの検討を行いました。
結果として伊賀七の発明品であるからくり人形の部品が泥棒に盗まれてしまった、という導入から、皆でパペット人形を作って伊賀七を助けにいこう、という展開にまとまり、人形劇の練習、音響、パペット造りの材料選定、安全性の確保、子ども達への対応等、これまで実施したワークショップ経験も活かしながらの準備が進められ、本番を迎えました。
大曽根児童館の子ども達はとても元気で、人形劇のレスポンスやパペット制作も積極的に取り組み、泥棒のアジトへ忍び込み身体を動かす場面では、暗闇の中で障害物を越えながらスリルを楽しんでいる様子でした。
ワークショップを通じ、ラボのメンバー中でも大人と違って言語的な介入が難しい子どもに対して遊びや創造、表現が心のケアにつながるのではないかという新たな発見が生まれています。(芸術MC1年 長田)

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2015年度CR講評会が行われました

12月19日(土)にCR講評会が行われました。
創造的復興プログラムのチャレンジ学外演習・チャレンジ学外特別演習・特別学外演習I・特別学外演習Ⅱ・国際特別演習を履修した学生がこれまでに取り組んできた活動についての報告を行いました。
CRプロジェクトは今年で終わりになりますが、チームが積み重ねてきた4年間の活動をどう残してゆくのか、どう繋げてゆくのかをそれぞれに考え、今後の展開もふまえた発表報告になりました。(赤木)

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2015年度 CR講評会

創造的復興プログラム履修生によるチーム活動報告会がおこなわれます。どなたでも聴講できますのでぜひご参加ください。
また、6Aエントランスギャラリーでは大熊町チーム、空き空間チーム、竈プロジェクトの活動展示を開催します。あわせてご覧ください。(赤木)

2015年度講評会
日にち:2015年12月19日(土)
時間:9:00〜12:40
場所:6A208
タイムスケジュール:
09:00 挨拶
09:10 大熊町チーム
09:30 竈プロジェクト
09:50 結チーム
10:10 潮来チーム
10:30 体感体験ラボ
10:50 休憩(10 分)
11:00 国際特別演習報告
11:15 Empathy チーム
11:35 空き空間チーム
11:55 コトノハチーム
12:15 書チーム
12:30 総評
12:40 終了

6Aエントランスギャラリー展示
日時:12月15日(火)〜24日(木)9:00~17:00
*20日・23日は休館です。

空き空間チーム「いどばたギャラリー」開催

空き空間チームでは11月1日〜5日までの期間、「いどばたギャラリー」を開催しました。
現在使われていない空き地にアート作品の展示を行うことで、井戸端会議のように自然と人が集まり、会話が生まれるようなコミュニティスペースを作ることを目指しました。
展示したのは、10月24日のワークショップで北条小学校の子どもたちやふれあい館の皆さんと一緒に作ったカラフルな秋色はっぴです。
期間中は、多くの人が足を止めて展示を見てくれました。来てくれた皆さんと会話をしたり、はっぴを着て写真を撮ったりと楽しい時間を過ごすことができました。
ワークショップに参加してくれた子どもたちもそれぞれ作ったマイはっぴを着て遊びに来てくれました!

また、まちづくり振興会の皆さんのご厚意で、11月14日に宮清大蔵にて行われたウィーンピアノ四重奏団のコンサートの際にも展示をさせていただきました。ウィーンフィルの方々もはっぴを着てくれました!
宮清大蔵のクラシックコンサート
(社工4年 村中)

いどばたギャラリー写真1

いどばたギャラリー写真2

いどばたギャラリー写真3

いどばたギャラリー写真4

空き空間チーム「はっぴづくりワークショップ」開催

空き空間チームでは10月24日に、北条小の子どもたちとはっぴづくりワークショップを行いました。
これは11月1日に開催する「いどばたギャラリー」に向けた企画で、展示用の5色のカラフルな秋色はっぴに加えて、それぞれマイはっぴのデコレーションを行うワークショップです。
「いどばたギャラリー」を秋の北条市と筑波山麓秋祭りという二つの祭りに合わせて開催し、子どもたちと空き空間チームのメンバーではっぴを着ることで、若い世代にも祭りや地元に興味を持ってもらいたいと考えました。
また、かつて呉服店が営まれていた北条ふれあい館ではっぴを作ることで、子どもたちにも北条の歴史を感じてもらいたいと考えました。

最初は戸惑っていた子どもたちも、慣れてくると自由な発想で思い思いのデコレーションをしていました。みんな一生懸命作業してくれたおかげで、たくさんの素敵なはっぴが完成しました。「いどばたギャラリー」での展示が楽しみです!
ふれあい館の皆さんには、この日以外にも、はっぴの縫い方を教わったり、作業を手伝っていただいたりと大変お世話になりました。ありがとうございました!
(社工4年 村中)

はっぴづくりWS写真1

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はっぴづくりWS写真4

竈プロジェクト「秋の北条市」

11月1日は秋の北条市でした。だんだん寒くなってきましたが、天気にも恵まれて気持ちのよいスタートが切れました!
今回竈プロジェクトは自分だけの「マイかまど」が作れるワークショップを行いました。初めはみんな「マイかまどって・・・?」という顔をしていましたが、始めてみたら形に凝り出す人がいたり、落ちていた石やカラフルなレンガを埋め込んでみたりと、かわいい竈がたくさんできました!作った竈は実際は2、3日日に当てて乾かすのですが、今回は早めに乾かすために大きい土竈で火にかけました。一緒に作ってくれた子達は自分の作った竈がピザのように焼けていくのを興味深々で見つめていました。
また、北条市の片付けが終わった夕方からは、北条の商工会の方や振興会の方と竈チームで懇親会を開きました。新しく今年から入った竈メンバーは北条の方々と初めて正式に顔合わせができ、また竈チームが北条で活動し始めた頃のお話や、そのきっかけとなった竜巻についてのお話を聞くことができました。美味しいご飯とお酒を頂きながら、とても楽しい時間を過ごすことができました。これからもよろしくお願いします!
(芸術3年 町長)

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