創造的復興:視点構築論2・ 第10回

創造的復興:視点構築論2・第10回講義はchim↑pomの卯城竜太さんと水野俊紀さんをお招きして「想像力と実践」というタイトルでお話を伺いました。
『スーパーラット』や『BLACK OF DEATH』など街や都市に介入してゆく作品から、『REAL TIMES』『気合い100連発』、現在進行中の『Don’t Follow The Wind』など震災後の作品について講義いただきました。「ゲームよりも現実」「現実が歴史を更新してゆく」といったお話からはchim↑pomの挑戦的な活動が窺えました。(赤木)

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創造的復興:視点構築論2・ 第9回

創造的復興:視点構築論2・第9回講義は現代美術家・演出家の高嶺格さんをお招きして「当事者性と表現」というタイトルでお話を伺いました。
アメリカの9.11テロを受けて作られた作品『God Bless America』、ビデオ作品『木村さん』、東日本大震災後の個展『高嶺格のクールジャパン』などについて講義していただきました。当事者であるという資格は、対象に関わった時間ではかるだけではなく、自らの意志で獲得してゆくこともよいのではないかとお話しされました。(赤木)

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創造的復興:視点構築論2・ 第8回

創造的復興:視点構築論2・第8回講義はホーメイ歌手・アーティストの山川冬樹さんをお招きして「身体と社会」というタイトルでお話を伺いました。
当日は急遽パフォーマンスの実演もしていただきました。
講義では、福島第一原発の事故が自分の身体と世界が物理的に繋がっているという何よりの証拠になったという経験から、見えないところを露にすること、距離を認識すること、遠くを想像することなどの必要性についてお話されました。(赤木)

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創造的復興:視点構築論2・ 第7回

創造的復興:視点構築論2・第7回講義はせんだいメディアテーク企画・活動支援室室長の甲斐賢治さんをお招きして「視点(は後で)構築論 ー 視点は動きながらつくられる(のではないかと思う)」というタイトルでお話を伺いました。
せんだいメディアテークでの活動の中に、被災した仙台市民や被災していない地域の人それぞれが、自身で考えながら被災地の様子を映像記録に残していくというものがありました。その時、果たして自分には被災地に入ってその様子を撮影する資格があるのだろうかという疑問を持つ人がたくさんいたといいます。
災害や大きな事故が起こった時に、当事者だけしかそのことを語れないというのではなく、被当事者であってもものを言える後ろ支えをいかに獲得してゆくのか、どのような回路で当事者に近づいてゆくのかが大切であるとお話されました。(赤木)

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【予告】創造的復興:視点構築論2・ 第7回

創造的復興:視点構築論2・第7回講義はせんだいメディアテーク企画・活動支援室室長の甲斐賢治さんをお招きして「視点(は後で)構築論 ー 視点は動きながらつくられる(のではないかと思う)」というタイトルでお話を伺います。どなたでも聴講できますので、ぜひご参加ください。(赤木)

会場:筑波大学 6A棟208教室
日時:5月29日(金)12:15〜13:30

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創造的復興:視点構築論2・ 第6回

創造的復興:視点構築論2・第6回講義はissue+design代表の筧裕介さんをお招きして「ソーシャルデザイン:地域課題を解決するデザイン思考」というタイトルでお話を伺いました。
社会の様々な問題をデザインの力で解決してゆくというissue+designの活動を中心に講義頂きました。公助型社会から自助・共助型社会へ変換するためには、人々の参加意欲が必要であり、参加したい気持ちを起こすムーブメントをつくるのが、デザインやアート、美しさの力である。というお話はCRの活動にも共通するものだと感じました。(赤木)

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【予告】創造的復興:視点構築論2・ 第6回

創造的復興:視点構築論2・第6回講義はissue+design代表の筧裕介さんをお招きして「ソーシャルデザイン:地域課題を解決するデザイン思考」というタイトルでお話を伺います。どなたでも聴講できますので、ぜひご参加ください。
(赤木)

会場:筑波大学 6A棟208教室
日時:5月22日(金)12:15〜13:30
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