【2/16〜3/6】オトレール(終了)

09/02/02

 

アートステーションSOH公募企画展第3回
「オトレール」のお知らせです。

アスパラコンペで選出された構成2年の佐藤史治君を招いた展覧会です。
きっと小さいころに出会ったことのある「プラレール」。幼き日の思い出に何を重ねるのでしょうか。
列車はアートステーションSOHからのびる線路を走り、
病院の音をひろって、また音を乗せてどこかへ届けます。

 

―足なみのそろわぬ人をとがめてはならない。
その人は、あなたのきいているのとは別のもっと見事な太鼓に
足なみをあわせているかもしれないのだ―
――ヘンリー・ソロー


風景には音が欠かせない。

例えば、学校には学校の、病院には病院の音がある。

病院の外には病院でも聞こえる音もあれば、そうでない音もある。

あるはずのない音が聞こえると、どこかではあり得たかもしれないその音は、

そこではノイズとなってしまうだろう。

これは、音に限られていない。

ノイズが病院で鳴り始める。

別の太鼓はどこかでいつも鳴っている。

 

 

開催期間 2009年2月16日(月)〜3月6日(金) 9:00〜17:00
会場 アートステーションSOH(170外来前渡り廊下)を中心に院内各所
観覧無料

主催 筑波大学附属病院リニューアルチームアスパラガス
協賛 株式会社タカラトミー
協力 筑波大学附属病院 筑波大学アートデザインプロデュース