全学停電に伴うギャラリー閉館のお知らせ

全学停電(業務停止)に伴い、8月12日(月)~8月16日(金)の期間はアートギャラリーT+を閉館いたします。
この期間のギャラリー利用者の募集は行わないことに決定いたしましたので、ご了承ください。

9月のギャラリー利用者募集のお知らせ

本日より9月のギャラリー利用者を募集します。
利用申し込みの締め切りは7月12日18:00(※)とします。
同じ週に利用希望者が重なった場合は、スタッフの方で厳正な抽選のもと決定いたします。
また申請の無い週が出た場合はトップ
ページで再度利用者を募ります。

利用規約に同意の上、以下の必要事項を記入し【t.tasu.webstaff@gmail.com】まで送信してください。
※同アドレスでご質問等もお受けしております。

必要事項

※「(申請者名)9月展示希望」という件名でお送り下さい(括弧の中に申請者の名前を明記するようお願いいたします)。

1) 利用を希望する週を以下の週から第一希望から第三希望まで選択。・・・記入例)第一希望A週、第二希望B週、第三希望C週

・A週【9月2日(月)~9月6日(金)】
・B週【9月9日(月)~9月13日(金)】
・C週【9月17日(火)~9月20日(金)】
・D週【9月24日(火)~9月27日(金)】

※C週の搬入については9月15日(日)あるいは17日(火)に行ってください。また、D週の搬入については9月22日(日)あるいは24日(火)に行ってください。

2) 申請者の名前、所属、学年、連絡先(アドレス・電話番号 ※携帯等直ぐに連絡がつくもの)

3) 申請者以外の展示者名(読み仮名)、所属、学年

4) 展覧会名

5) 展覧会概要(WEBの告知の際に使用します。何を展示するのかなど、関連するイベントや授業について教えてください。)

※7/14 訂正とお詫び
締切日が9月12日と記載されておりましたが、7月12日の間違いでした。ご確認されていた方には大変申し訳ございませんが、今回は訂正の通り7月12日時点で締め切らせていただくことになりました。心よりお詫び申し上げますとともに、今後このようなことが無いよう改善してまいります。なお、10月の募集も行いますのでよろしくお願いいたします。

「KOMESHIBA」 米川早絵子、芝美季 2013年7月8日~2013年7月12日

展覧会「KOMESHIBA」が開催されます。
会場:アートギャラリーT+
会期:2013年7月8日(月)~2013年7月12日(金)
出展者:米川早絵子(美術専攻洋画コース2年)
    芝美季(美術専攻洋画コース2年)

米川と芝の二人展です。油絵とイラストを展示します。

T+review

やわらかな、それでいて互いの世界観が調和した心地のいい空間がそこに広がっていた。イラストレーションと油絵、その言葉をみたときはじめは一体どんな展示になるのだろうと思っていたがそんなものは杞憂だった。
 人物を主なモチーフとした左手の壁のイラストレーション4点は米川の作品だ。米川の描く人物の瞳は彼女によく似ている。よく人物を描くとき描き手に顔が似るというのはあながち嘘ではないかもしれない。そのアクリル絵の具で丁寧に描かれたイラストレーションに嫌味はなく、むしろその細やかな作業に好感を抱く。米川は人物を描くことが好きなのだろう。その「好き」という気持ちがぶつかってくるような気がした。他にも「好き」を強く感じた作品がある。それは正面の壁に展示された芝の油絵だ。特に目を引いたのはアマガエルを描いた2点だ。あれ、アマガエルってこんなに素敵な生き物だったっけと思わず驚いてしまった。この展示を包む一体感は展示者たちの「好き」という感情だったのかもしれない。
 絵が持つ力は計り知れない。対象への愛情、描くことが好きという気持ち。目には見えないその「気持ち」には確かな力がある。そんな力が愛情を持ってなにかを見つめることで得られる可能性を本展示を通し改めて感じた。(太田夏希)

こめしば1


「祥 子」 大野香枝、鎚谷紗希 2013年7月1日~7月5日

展覧会「祥 子」が開催されます。
会場:アートギャラリーT+
会期:2013年7月1日(月)~2013年7月5日(金)
出展者:大野香枝(構成専攻3年)
    鎚谷紗希(美術専攻日本画コース3年)

複雑で純粋な少女の心を擬人化し、女の子に「祥 子」と名づけました。
  祥 子をテーマにした、詩と絵の展示です。

T+review

「祥子」とは展示者の名前ではない。祥子とは複雑で純粋な心を持つ架空の少女である。当初、「祥子」とは展示者の名前かと思っていた。何故かというと展示された原稿用紙の綺麗な手書きの文字とその隣の絵が一人の人物によってつくられたものに思えてしまい、実はそこにふたりの展示者の姿があることに気づけなかったからだ。ではこの少女「祥子」は一体誰なのかという疑問がふと浮かんだ。純粋で複雑な心を持つ少女。それが彼女たちが生み出した少女、「祥子」である。
 祥子は悩む、祥子は描く、祥子は綴る。
 本展において展示者本人の姿は見えず、そこにいるのは「祥子」。ただひとりの少女である。それ以上でもそれ以下でもない。それにしてもここまで展示者の姿を掻き消すことが可能なのだろうか。いや、可能だからこそこの展示は成立したともいえるだろう。
 難しい言葉など存在しなかった。日常に隠れた何気ないなにかが切り取られたようにそこに広がっていた。それは、展示者でもない他の誰でもない「誰か」につくられた少女が紡いだ言葉だからこそ、そう感じたのかもしれない。少ない言葉だからこそ伝わってくるものがある。彼女がつくられたものだと知った後、もう一度ギャラリーへ入ってみた。扉を開けた瞬間、形もない少女にギャラリーの向こうからこちらをそっと覗き込まれたような、そんな気がした。(太田夏希)

祥 子


「ビビリバリビリー」 坂之下典子 2013年6月24日~2013年6月28日

展覧会「ビビリバリビリー」が開催されます。
会場:アートギャラリーT+
会期:2013年6月24日(月)~2013年6月28日(金)
出展者:坂之下典子(美術専攻洋画コース3年)

個人的なことで誠に恐縮ですが、ビビリを少しでも克服したくて展示することにしました。
絵を展示します。
見に来てください。

T+review

暗幕に包まれた展示室のドアをあけると、ギャラリー正面に展示された作品が目に飛び込んできた。パネル仕立ての二曲屏風のような画面には女性の顔が描かれている。しかし作品は中心で二つに分かれ、その間からは、中央には呪文のようなものが書かれた曼荼羅が顔を出している。両脇の画面に描かれている女性は同一人物のはずなのに左右で違った表情を見せる。女性はどこか悲しげな表情にも受けとれるし、そうかと思えば殺気に満ちた不穏な空気を漂わせている。女性の脇に描かれた、ひっそりと咲く彼岸花は、死人花、地獄花との異名を持ち、不気味な静けさを漂わせている。
 今回の展示について作者は、はじめ「少しでもビビリを克服(バリビリー)するため」展示を決意したと述べているが、その想いはやがて絵を描いている最中の、何もかもとっぱらった、精神がまるっきりまっさらの状態が訪れた時こそ、ビビリを克服できるのではないかという考えに変わっていったそうだ。
 一方で作品からはビビリという言葉は感じられず、むしろ非常にダイナミック且つエネルギーに溢れている。そのエネルギーは彼女がただ小心であることに虚勢を張っているわけではなく、それを克服しようと迎え撃つ姿勢によって創り上げられているのだろうか。彼女の創造性は、小心から外界の人目を拒否するのではなく、逆に小心を克服しようとするその情動によっていっそう深く絵と向き合おうとするところから生まれて来るのかもしれない。(高橋和佳奈)

20130624-ビビリバリビリー