製作時代:清時代・乾隆年間(1736-1795)
窯名:景徳鎮窯
員数:1
寸法(高×口径×底径):53.0 × 19.5 × 21.3cm
銘・箱書き:「大清乾隆年製」銘
所蔵番号:2005-CC-IS026
展覧会歴:「駆け抜けた10年:千秋庭創立10周年記念展覧会」クレッセントハウス(東京・芝公園) 2006年11月22日-23日; 「茨城県近代美術館+筑波大学所蔵 石井コレクション展」茨城県つくば美術館 2007年10月5日-28日 cat. 51; 「筑波大学所蔵 石井コレクション 東洋陶磁の華 —明・清・朝鮮・有田を中心に」茨城県陶芸美術館 2011年4月28日-6月19日 cat. 36。

解説:
青花とは白地の上にコバルトで文様を染め付けた磁器。その生産は元時代に始まり、明時代の永楽から宣徳年間(1403−35)に頂点を迎えた。17世紀に中国を支配した清王朝も明時代の青花磁器を手本とし、特に18世紀以降、景徳鎮にある官窯ではその技法を忠実に再現した皿や壺などが数多く作られた。本作も、その一例と考えられる。管耳瓶とは、頸部に二つの管状の取っ手(耳)が付いた瓶。純白で硬く焼きしまった素地に、唐草や波涛などの文様が帯状に描かれている本作は、精緻で発色も鮮やかであり、18世紀の景徳鎮窯における作風を知る好例である。