作者生没:1917東京 – 1991東京
制作年:1958年
技法材質:モノタイプ、紙
寸法:29.7×28.4cm
署名:左下方に署名・年記「n. Seimiya’58」
展覧会歴:「春陽会」第53回展 1958年4月17日 東京都美術館; 「茨城県近代美術館コレクション展+筑波大学所蔵 石井コレクション展」茨城県つくば美術館 2007年10月5日-28日 cat. 13。
所蔵番号:2005-JP-IS013

作品解説:
本作は、1942年に東京美術学校油画科(現在の東京芸術大学)を卒業した清宮が、版画家として本格的に歩み始めた初期の作品である。彼の木版画は、ひとつの版によりながらも摺りごとに色彩や調子を変化させることで、現実に向き合いながら刻々とうつろう自らの心情を形にして表したものだ。不定形で有機的な「生命」あるいは「魂」を表現するために、清宮は特に木版画よりもさらに即興性を重視するモノタイプという技法を選択したのであろう。そこには彼の思想と技巧の一致がある。