3月ギャラリー利用者募集について

本日より3月のギャラリー利用者を募集します。
利用申し込みの締め切りは1月22日18:00とします。
同じ週に利用希望者が重なった場合は、スタッフの方で厳正な抽選のもと決定いたします。
また申請の無い週が出た場合はトップページで再度利用者を募ります。

利用規約に同意の上、以下の必要事項を記入し【t.tasu.webstaff@gmail.com】まで送信してください。
※同アドレスでご質問等もお受けしております。

必要事項

※「(申請者名)3月展示希望」という件名でお送り下さい(括弧の中に申請者の名前を明記するようお願いいたします)。

1) 利用を希望する週を以下の週から第一希望から第三希望まで選択。・・・記入例)第一希望A週、第二希望B週、第三希望C週

・A週【2月29日(月)~3月4日(金)】
・B週【3月14日(月)~3月18日(金)】
・C週【3月22日(火)~3月25日(金)】
・D週【3月28日(月)~4月1日(金)】

※搬入は特別な事情がない限り日曜日、搬出は最終日となっております。
※7~10日はギャラリー工事により、11~13日は後期学郡入試により第2週は使用できません。
※この他学内事情などによりギャラリーを使用できない日が判明次第、随時変更していく可能性があります。ご了承お願い致します。

2) 申請者の名前、所属、学年、連絡先(アドレス・電話番号 ※携帯等直ぐに連絡がつくもの)

3) 申請者以外の展示者名、所属、学年

4) 展覧会名

5) 展覧会概要(WEBの告知の際に使用します。何を展示するのかなど、関連するイベントや授業について教えてください。)

「越えることについて」ツチ屋サユリ2016年1月12日~1月14日

展覧会「越えることについて」が開催されます。
会場:アートギャラリーT+
会期:2016年1月12日-1月14日(但し最終日は14:00まで)
出展者:ツチ屋サユリ(総合造形、大学院1年)

インスタレーション作品


T+review

「超えること」とは何だろう。目の前の白い線を跨ぐことだろうか、過去の自分に打ち克つことだろうか。私の想像ではその程度しか出てこない。だがこの展覧会は全く別の角度から「超えること」について考えている。ギャラリーの真ん中より少し奥にコンクリートのブロックが横一列に整然と並べられている。コンクリートブロックの上に少しかかる白はなんだろう。奥にはヘッドフォン。静けさと床のブロックの構成されるこの奇妙な空間が問いかける。それに答えるのはヘッドフォンから流れてきたさざ波の音だった。展覧会は作者が2015年6月に東北の沿岸地域の巨大防湖堤の建設工事とそれを取り巻く人々の話を聞いた記録がベースとなっている。波の音か風の音か、渦巻く自然を背景に話す初老の男性の声は海よりも深いものを背負っているように聞こえた。作者がいうには塩作りを生業としている男性の声だ。防潮堤に見立てたのだろうコンクリートブロックと塩にも見える白い色。私は容易にそれを跨いで奥まで辿り着いたことに気づいた。それを跨ぐ時、超える時何を思っただろうか。何も考えずただ先に進もうと歩みを進めた。
 東北には巨大防塩堤を作ることで街を守るが、その影で塩作りへの影響を心配している人がいる。私のような若いものが前だけを見て先に進もうと思った時、それは通過地点にすぎない。軽く超えてしまうのだろう。けれど其の地に安住し深く深く海の底まで根付いてきたものにとってはそこが居るべき場所だ。いま東北には防潮堤を上から跨ぐものと下から見上げる物がいる。「超えた」と思った時、私たちは何を超えてしまうのだろう。何を踏み台にしたのだろう。(古屋花子)

塩