「人間展」齊藤明美 2014年3月10日~2014年3月14日
会場:アートギャラリーT+
会期:2014年3月10日(月)~2014年3月14日(金)
出展者:齊藤明美(筑波大学芸術専門学群構成専攻2年)
人間について思うことを描きます。
人間について思うことを描きます。
全専攻全学年の九州出身者有志による展示です。
情報デザイン・3DCG・インフォグラフィックスなどの分野を主に行う研究室。
修士研究・卒業研究などにおいて、制作された作品や、研究内容の展示。
三年
大越みさき
刈部芙美
田中あかり
中三川澪
庭田薫
町田紗記
dc
星野有紀
湯澤美麻
美術専攻洋画コースに在籍する、北海道・東北・北関東出身者有志による作品展示です。
「ほしいのはきっかけ と タイミング。
だから この日をうんとまちくたびれたいんで」
T+review
2月14日。日本ではいわゆるバレンタインデーと呼ばれる日である。偶然だったのか、必然だったのか。本展示の最終日は聖なる日、バレンタインデーだった。
この日は特別な日だ。淡い期待に不安や戸惑い。人間らしい色とりどりの感情がこの日を目指して交錯する。少女だった頃、そんなことに胸を躍らせて落胆もしたそんな日があったらことをギャラリーを巡る中で思い出し少しだけ感傷的な気分になる。
左手の壁には、少年少女特有の危うさと初々しさを持ったイラストレーションが並ぶ。このようなイラストレーションは大概が可愛らしいという月並みな言葉で片付けられることが多いだろう。しかし、展示者のイラストレーションは決してそれだけで終わってしまう作品ではない。逆にその可愛らしさが展示に入り込む入り口になっているのではないのではないだろうか。入り口に立つからこそ見える世界がある。
企業の戦略から始まったと言われるバレンタインデーというイベントだが、それでもここまでこれだけの人間がこの日の訪れを待つことには理由がある。それはきっとこの日が普通の1日とは違う、何でもなくない1日となるからだ。
その日をまちくたびれて少年少女は走り出す。淡さの中にほんの少しの苦さがあるからこそ、この日はただ甘いだけの1日ではなくそれぞれの思い出が生まれる。そこにまた新たな思いと記憶が生まれるからこそ、わたしたちはこの日をまたまちくたびれるのかもしれない。(太田夏希)
