「会いたい」瀧本泰士、他 2014年7月27日~2014年8月1日

展覧会「会いたい」が開催されます。
会場:アートギャラリーT+
会期:2014年7月27日(月)~2014年8月1日(金)
出展者:
日本画3年、版画3年有志

「会いたい」をテーマにした 

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「borders」前田耕作、他 2014年7月21日~2014年7月25日

展覧会「bordersn」が開催されます。
会場:アートギャラリーT+
会期:2014年7月21日(月)~2014年7月25日(金)
出展者:
ボルハ・サンチェス(筑波大学芸術専門学群美術専攻洋画コース3年)
前田耕作(筑波大学芸術専門学群美術専攻書コース4年)

この展覧会では、日本特有の文化である”曖昧な言葉の表現”について考えたい。
そして「意味のない言葉」=「口から出る言葉を遮る」とし、マスクを用いて表現する。

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「HIKARI」鷺野谷秀夫 2014年7月7日~2014年7月11日

展覧会「HIKARI」が開催されます。
会場:アートギャラリーT+
会期:2014年7月7(月)~2014年7月11日(金)
出展者:
鷺野谷秀夫(筑波大学写真技官)

・これから写真を始める学生や、写真を専攻して卒業制作を考えている学生のために、
ポートレイトの作例や、写真による表現方法、そして、現在のデジタルカメラの限界を
撮影し、プリントの美しさを展示します。


「image 4-mation」三宅映未、他 2014年6月30日~2014年7月4日

展覧会「image 4-mation」が開催されます。
会場:アートギャラリーT+
会期:2014年6月30(月)~2014年7月4日(金)
出展者:
丹治遥(芸術専門学群構成専攻総合造形領域三年)
水上理帆(芸術専門学群構成専攻総合造形領域三年)
三宅映未(芸術専門学群構成専攻総合造形領域三年、本展示会代表)
鷺野谷秀夫(筑波大学写真技官)

写真を学ぶ三年生を中心とした、初めてのグループ展です。それぞれの思う事や世界を写真という形で表現します。出展者4名それぞれのimage formationを楽しんで頂ければ幸いです。

参考作品


「日に花に」依岡みどり 2014年6月23日~2014年6月27日

展覧会「日に花に」が開催されます。
会場:アートギャラリーT+
会期:2014年6月23(月)~2014年6月27日(金)
出展者:依岡みどり(筑波大学人間総合科学研究科博士前期課程芸術専攻洋画領域2年)

修了研究提出作品展です。

T+review

本展示は展示者の修了研究提出作品展であり、非常に重みのある展示だった。ガラス越しの第一印象で日本画だと勘違いしてしまったことは、描かれた素材を見てすぐに分かった。展示者は油絵の具だけでなく、墨をはじめとする日本の伝統的な描画材を作品の中に取り入れていた。色彩も絹本を思わせるような薄茶で構成されている。その作品の構図もまた、古典的な日本絵画を彷彿させるようなものだと言っていいだろう。そして、瑞々しいと感じた。
 雨に恵まれ河川や海の多い島国日本は、水とともに文化が発展してきた。そのためか日本絵画において主として使われる媒体は水である。しかし、本展示で使用された媒体は油であった。本来、相反する物質であるはずの「油」から「水らしい」瑞々しさを感じてしまった。それは不思議な感覚だった。意標を突かれたと言っていいだろう。ここで、ギャラリーの扉を押すまで、ガラス越しに覗き込んだギャラリーの壁に展示されているのは日本画だと思っていたことを述べておこう。そんな私の先入観がその不思議な違和感を勝手につくりだしてしまったのかもしれない。油とは、水とは。くせのない、透き通るような自画像も展示者の強いこだわりを感じさせる。
 しかし、見る時間が経過するほど別の違和感を覚えてしまった。前述させていただいたように、彼女の作品は日本独自の古典的な構図や色彩を取り上げて描かれていたが、それが全て自身の中に取り入れきれていないというように思えた。
 日本画で真に重要なのは、空間である。あるようでない、有の無。それが日本画に最も求められる精神だ。その先にたどり着いた彼女の作品を見てみたいと思う。兎にも角にも良い刺激を与えてもらった。

展示用画像データ