「「Fractal Ⅳ」の展開」 吉岡聖美 2009年4月20日~2009年4月24日

展覧会「 「Fractal Ⅳ」の展開 」が開催されます。
会場:アートギャラリーT+
会期:2009年4月20日~2009年4月24日
出展者:吉岡聖美(芸術専攻デザイン学博士後期課程1年)

Fractal … 自然界に繰り返される形象。
ヒトが地球に生まれた時からそれは既に存在し、何十億年もの年月を越えてヒトはずっとそれを見ていたのです。
すべての人がこころの奥底に感じることができる“もの”だと考えます。


「ちゃんと自律します」 渡辺のり子 2009年4月13日~2009年4月14日

展覧会「ちゃんと自律します」が開催されます。
会場:アートギャラリーT+
会期:2009年4月13日~2009年4月14日
出展者:渡辺のり子(構成専攻2年)

最近なんか全体的に堕落してきたので、そろそろ自分のことは自分で管理しなきゃなーと思いました。
管理の意味は管轄・運営または処理や補修をする事らしいです。なかなか大変ですね!
…やっぱやめよっかな(笑)

T+review

 掌に納まりそうなサイズの箱たちが、ギャラリーの壁面に1本の横線を描いている。それぞれの箱の中には、それぞれに異なる世界。そんな展示空間に入った者たちは、作者の目線の高さに設置されたと思われる箱の中を1つ1つ、蟹のように横歩きをしながら眺めていた。
箱の中に広がる情景はそれ単体で完結しており、一貫性はない。ある箱には映画館が、またある箱には工場が、異なる色や素材で表現されており、それらの下に1つ1つ取り付けられたキャプションの番号もバラバラだ。「個人的」と言えそうなその空間を、見る者は自身の感覚や経験と照らし合わせることによって作者の中の世界に入り込む。そして、全ての作品を見終わった瞬間、見る者の前に広がるのは「個人的な空間」とは真逆であるギャラリーの外の風景、すなわち「一般的な世界」である。その瞬間、日常で溢れる世界に投げ出された彼らは自分にとっての「自律」の意味を自問する。
ホワイトキューブの中にまたキューブが立ち並ぶ空間はどこか病院のような神経質さを漂わせ、展覧会名である「ちゃんと自律します」という決意ともとれる言葉の中に潜む気だるさとは相反するものであるようだ。しかし、その静かな空間の中で、作者は自身の感覚を再確認するために1つ1つ作り出した世界へ、同じ感覚器官をもちながら異なる感性や感情をもつ他者を、ゆっくりと誘おうとしていたのかもしれない。(原口寛子)


「3年洋画展」 岩崎薫 他 2009年4月6日~2009年4月10日

展覧会「3年洋画展」が開催されます。
会場:アートギャラリーT+
会期:2009年4月6日~2009年4月10日
出展者:岩崎薫、安中仁美、小山田瑠奈、片柳阿弓、神山亜弓、新直子、田口麻奈、早川有紀、原口風花、福島苑生、古池麻奈美、星野有紀、本間いくみ、前東みなこ、横井まりね、南小百合、武藤はるか、湯澤美麻

改めて足並みを揃え、それぞれの進路を歩む。


「下田章平・橋本貴朗二人展」 2009年3月23日~2009年3月27日

展覧会「下田章平・橋本貴朗二人展」が開催されます。
会場:アートギャラリーT+
会期:2009年3月23日~2009年3月27日
出展者:下田章平(博士課程人間総合科学研究科芸術学専攻 書5年)、橋本貴朗(博士課程人間総合科学研究科芸術学専攻 書5年)

今春博士課程を修了予定の下田章平と橋本貴朗が、二人の書展を開催する運びとなりました。
主に漢字・仮名・調和体の小品を中心に展示する予定でおります。
ご高覧よろしくお願いいたします。


「My<素>pase」 黄正賢、服部夏子 2009年3月16日~2009年3月19日

展覧会「My<素>pase」が開催されます。
会場:アートギャラリーT+
会期:2009年3月16日~2009年3月19日
出展者:黄 正賢( ファン チョンヒョン)(洋画専攻3年)、服部夏子(洋画専攻3年)

洋画コース3年次在学中の二人が、3年間の集大成として、油絵を展示します。今回の展示は、展覧会名にもあるとおり、自分たちの心に占めている素の姿や思いを表現したいと思って描いています。また、マイペースな二人が3年という月日を待ってやっと形になるので、濃密な内容を期待してください。