「Harmonic 4 Die」 図師雅人 2009年11月9日~2009年11月13日

展覧会「Harmonic 4 Die」が開催されます。
会場:アートギャラリーT+
会期:2009年11月9日~2009年11月13日
出展者:図師雅人
(人間総合科学研究科芸術専攻総合造形領域二年次)
インスタレーション。
2009年9月、自らの内面を見つめ描き出すために、暗闇の仲で絵を描くワークショップを行った。
描いた絵とその直後に書いた解説文を展示する。
「ネイティブ・インディアンの成人の儀式の一つに、”自分の場所を探す”というものがあると聞いたことがある。父親が子供を夜の山に連れていき、「山の中で自分に心地よい場所を見つけ、そこで一晩を過ごして、朝になったら降りてきなさい」と伝え、毛布と水を手渡して別れるのだそうだ。この夜、子供が見つけ出すのはたぶん単なる場所ではなく、どういう場所を自分は心地よく感じ、”安心できるのか”という、価値観のゼロ地点だろう。その基準が明確にあれば、人生のあらゆる場面でそれは機能するにちがいない。将来、家を建てる場所を選ぶ時にも、人間関係のただ中においても。」
西村佳哲「自分の仕事をつくる」より
課題内容
2009年9月4日、筑波山麓の茨城県青年の家にて、暗闇のなかで絵を描く。
1. バス到着後、敷地内道路南側で最も心地よい場所をみつける。(1人になれるように人と距離をおく)
2. 配布するタグに名前を書き、適当な重しをみつけその場所に置く
(夕食)
3. 再度その場所にもどり、明かりを消して、自分の内面をみつめながら暗闇の中で描く
4. 描いたものとタグをならべ何を考えたかプレゼンテーションする
5. 「自分らしさ」について短い文章を書き、画、タグ+重し、文章を揃えて提出
意義
ビジョンクエストの疑似体験をすることによって、自分自身の内面を見つめ「自分らしさ」について考える。我々はクリエイターなので、その場所でものをつくってみる。成果物を見ながらみなでディスカッションすることで、さらに「自分らしさ」について掘り下げる。そして、発見した「自分らしさ」を自らの創作活動に活かす。
芸術祭期間中に行われたティータス企画「T+スイッチ」。テレビ局として情報を発信した熱い3日間の成果を展示します。期間中に放送された映像をはじめ、芸専やT+のPRを目的としたパフォーマンス「T+体操」「T+ステーション」の様子もご紹介します。ぜひご来場下さい。
出展者:T+運営スタッフ
石田佑佳(芸術支援3年)
輿水愛子(芸術支援3年)
佐藤史治(総合造形3年)
志村春海(芸術支援3年)
善名朝子(芸術支援3年)
高橋桜子(クラフト3年)
藤田渚(日本画3年)
藤森瑞葉(芸術学3年)
森谷舞子(デザイン3年)
赤間和美(芸術学2年)
岩田美里(洋画2年)
塩満俊彦(構成2年)
原口寛子(構成2年)
金沢みなみ(芸術学1年)
園山あずさ(構成1年)
辻真理子(芸術学1年)
中林まどか(芸術学1年)
仲谷明恵(構成1年)
那須田和美(構成1年)
福田藍(構成1年)
武藤かおり(芸術学1年)
アドバイザー:林剛人丸
取材協力
●創造大陸
・洋画専攻の皆様
・日本画専攻3年生の皆様
・彫塑専攻の皆様
・書専攻の皆様
●筑波名作劇場 アートを訪ねて三千メートル
・アートステーションSOHアスパラガス
・高エネルギー加速器研究機構
・フロンティアーズ
・斉藤泰嘉先生
・蓮見孝先生
・村上史明先生
・宮原克人先生
●プロジェクトD~子供たちに明るい未来を・・・キッズデザインにかけた若者たちの軌跡~
・山中敏正先生
・デザイン実習受講生の皆様
●僕らの生態
・安藤達郎さん(総合造形)
・可児久見子さん(ビジュアルデザイン)
・志原彩未さん(構成)
・村井隆宏さん(クラフト)
今年もアートギャラリーT+では芸術祭期間中にイベントを開催します。
去年に引き続き盛りだくさんの内容でお送りしますので、ぜひご来場ください!
今年のティータス企画は「T+スイッチ」!!
T+がテレビ局となって芸術専門学群やつくば市内のアート情報を発信。
芸専の生徒や先生を取り上げたドキュメンタリー番組や、バラエティー番組をギャラリー内で放送します。
芸専アイドルユニットがデビュー!?
ギャラリー前ではラジオ体操改め「T+体操」、「T+ステーション」といった音楽番組の収録が行われます!
「芸専やT+をみんなに知ってもらいたい!」そんな熱い気持ちでお送りします。
会場:アートギャラリーT+
会期:2009年10月10日~2009年10月12日
出展者:T+運営スタッフ一同