投稿

本学と共英製鋼株式会社の共同研究から生まれたモニュメントの設置式典が開催されました

本学の芸術系と共英製鋼株式会社との共同研究の一環として、同社関東事業所(土浦市)のシンボルとなるモニュメント「エシカル・リンク」を東弘一郎助教(芸術系総合造形領域)が制作し、現地にて設置記念式典(除幕式)が開催されました。 

このモニュメントは、高さ 4 メートル、幅 4.8 メートルにおよぶ大型立体作品で、同社製品である「エシカルスチール」のブランドロゴをモチーフに、実際に同社の鋼材を使用して制作されたものです。 自転車のまち・土浦市のシンボルである「自転車」が組み込まれており、前面のペダルを漕ぐと12個の車輪が一斉に回転するインタラクティブな機構を備えています。この動きは、鉄スクラップを原料として新たな鉄鋼製品を生み出す同社の「資源循環」のプロセスを体現しています。 

 

式典には土浦市長 安藤真理子氏のほか、本学より田中佐代子教授(芸術系)、宮坂慎司准教授(芸術系)、東弘一郎助教が出席しました。共英製鋼株式会社からは、代表取締役社長 坂本尚吾氏および関東事業所長 川上浩生氏が参加されました。さらに、会場には関東事業所で働く多くの社員の皆様も参集し、モニュメントの完成をともに祝いました。 

作品は県道199号線(フルーツライン)沿いの正門横に設置されており、地域と共に歩む企業の姿勢を象徴するランドマークとして、一般の通行者からも広く鑑賞可能なものとなっています。 

作品名:「エシカル・リンク 

作者:東 弘一郎
設置記念式典日: 2025年11月17日(日)
設置場所: 共英製鋼株式会社 関東事業所(茨城県土浦市)
共英製鋼株式会社 公式サイト: https://www.kyoeisteel.co.jp/ 

東弘一郎Webサイト株式会社あずま工房: https://azumakobo.com/ 

アートフェスティバル「武蔵野ART HIKE」のディレクターとして東 弘⼀郎先生が参加しています

駅から歩いて、自転車に乗って、武蔵野の魅力を体験するアートフェスティバル「武蔵野ART HIKE」のディレクターとして総合造形領域の東 弘⼀郎先生が参加しています。

【開催概要】

名称:武蔵野ART HIKE|徒歩と自転車で巡るアートの旅

会期:2025年11月1日(土)~12月7日(日)

会場:埼玉県所沢市 市内各所

参加費:無料(※鑑賞MAP購入者には特典あり)

主催:武蔵野ART HIKEプロジェクト推進委員会

(所沢市/早稲田大学人間科学学術院/西武鉄道株式会社/株式会社KADOKAWA)

公式サイト:

https://tokorozawa-sakuratown.com/special/arthike/

プレスリリース:

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000017847.000007006.html

「武蔵野ART HIKE」とは、古くから⽂学や映画の世界に描かれてきた豊かな⾃然と、都⼼からのアクセスの良さが魅⼒の所沢で初開催する、アート鑑賞型のトレッキング・サイクリングイベントです。各ルートは、西武線沿線など電車の駅からスタートするので、車を持たない人でも参加可能。ディレクターを務める芸術家・東弘一郎に加え、6名のアーティストがここでしか見られないアート作品を展示します。また、会期中に特別に一般開放する「三ケ島オープンアトリエ」や、狭山茶や梅、新生姜を用いた“和のスポーツドリンク”など、訪れる人々に新たな体験を提供します。

総合造形領域の渡辺ミリさんがComoNeプログラム #1のファイナリストに採択されました

筑波大学芸術学学位プログラム(博士前期課程)の渡辺ミリさんが、領域横断的なテーマを設け、世界中から作品やプロジェクトを集めて公開するコレクションであるComoNeプログラム #1のファイナリストに採択され、作品「Releasing Secrets」を展示しています。

会期:2025年7月1日〜2026年3月(予定)

場所:Common Nexus(愛称「ComoNe・コモネ」)https://comone.thers.ac.jp/about/

公募サイト:https://awrd.com/award/comone01/result

作家のウエッブサイト:https://www.milliwata.com/

  

写真クレジット:楠瀬 友将 

写真クレジット:渡辺ミリ

【授業紹介】展示造形・パフォーマンスI,展示造形・パフォーマンスII

2022年10月28日(金)筑波大学開学記念館において、筑波大学芸術専門学群総合造形領域の主催するパフォーマンスの公演が実施されました。担当教員は、國安孝昌先生、村上史明先生、小野裕子先生です。今年度は体育専門学群と比較文化学類の学生を含む7名の学生が身体によるパフォーマンスアートを表現しました。

 

【授業紹介】総合造形領域 村上史明ゼミ

本記事では、メディア・アートや現代アート、ホスピタル・アートを主な研究分野とされている総合造形領域の村上史明先生のゼミについて紹介します。ゼミでは作品や論文の先行事例の研究・発表からはじめて、卒業論文や制作といった最終的な目標に向けて研究を進めます。毎週開催されるゼミでは、多角的な視点で意見交換が行われ、専門分野にとらわれない美学的な視座によって論理的な問題解決を試みています。また、ゼミ全体のプロジェクトとして、アルス・エレクトロニカやつくばメディアアートフェスティバルへの出品の実績があります。
所属する学生は、アニメーションやUI・UXデザイン、イラストレーション、立体造形、インスタレーション・アート、現代アート、写真など、幅広い分野の学生が所属しています。

ゼミの様子

メディアルームでの作業の様子