総合造形修士の佐藤史治よる展覧会「佐藤史治個展|脈アリ」が、あをば荘にて行われます。


佐藤史治個展|脈アリ
2014年3月7日(金 )- 3月16日(日) 13:00 – 19:00
会期中無休|入場無料
場所|あをば荘
協力|39アートin向島2014実行委員会
Event|あをば荘の事々
2014年3月9日(日)9:00 – 21:00
複数の企画者がさまざまなイベントをあをば荘らしく肩肘張らずに行ないます。演劇、飲食に農業(?)、いろいろな企画が一日にぎゅっと凝縮。その日限り、朝9時から夜9時までオープンしています!39アートin向島2014参加企画。
39アートin向島について
http://39art-mukoujima.info/
Profile|佐藤史治
1989年奈良県生まれ。筑波大学大学院人間総合科学研究科芸術専攻に在籍。近年は、他者を通して現れた自己像の記録などを素材に作品制作を行なう。ま た、2011年夏より佐藤史治+原口寛子としても精力的に活動を行なう。2012年から若い企画者を中心に集めたアーティストランスペース「あをば荘」を 墨田区に設立し、住人として運営に携わる。みずがめ座。
佐藤史治+原口寛子 http://satouharaguchi.tumblr.com/
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佐藤史治個展「脈アリ」によせて
佐藤君とは、思えば長い付き合いになります。
初めて出会ったのは大学受験のときですから、7年前のことです。7年というのは、私にとって非常に大きな時間の単位に思えます。ニンテンドー64が生んだ 名作「ゼルダの伝説 時のオカリナ」で、子供だった主人公がマスターソードを引っこ抜いて大人になるほどの年月ですから。(わかる人だけわかればいいで す。)
そんな年月を、佐藤君のアーティストとしての成長や苦悩などを見て見ぬふりしながら過ごしてきた自分ならではの視点で、アーティスト:佐藤史治像に迫るよ うな文章を期待されていたのでしょうか。しかし、私にはどうにも気恥ずかしくて上手く書くことができません。自分自身を主軸に、身近な他人や、すぐそばの 外の世界との関係性を主題として制作を続けている佐藤君は、こんなにも難しいことをしていたのかと思い知りました。
さすが、マスターソードを抜いた佐藤君は手強いです。今の自分には「脈アリ」ってタイトルおもろいよね、くらいのことを言ってお茶を濁すことしかできません。
しかしいつもキャッチーでユーモアを忘れない、且つとてもふさわしいタイトルをつける才能は実は彼の最大の持ち味かも知れないと思っています。
うわ、気恥ずかしい。
ちゃんと褒めておいたので、今回はこの辺で勘弁してください。
(安藤達朗:同居人)