三田村畯右の総合造形展 2024年6月4日〜6月21日

去る2023年12月2日、三田村畯右先生が逝去されました。東京教育大学を卒業した後、デザイナー勤務やスウェーデン/イタリア留学を経験された三田村畯右先生は、帰国後に弘前大学で教員としてのキャリアをスタートし、続いて着任した筑波大学では<総合造形>のカリキュラムの基礎づくりと発展に寄与されました。在任期間中には芸術学系長、芸術専門学群長を歴任するなど、高等教育に貢献されました。一方で、環境芸術やホログラフィック・アートの研究に取り組まれ、大きな功績を残されています。学生だけでなく多くの人々にとって美術がより身近で親しまれるようご尽力されたことは、三田村畯右先生を知る方なら誰しも存じていることでしょう。

この度、三田村畯右先生の教育と研究のご業績を追想し、「三田村畯右の総合造形展」を下記のとおり開催いたします。

三田村畯右の総合造形展

2024年6月4日〜6月21日 9:00-17:00

筑波大学芸術学系棟アート&デザインギャラリー(1階および2階)

入場無料

ビデオスペクタクル2023 山口勝弘ビデオ彫刻作品展示 2023年1月23日(月)〜1月28日(土)

2023年1月23日(月)〜1月28日(土)
10:00-17:30(最終日 16:00まで)

https://orie.co.jp/exhibition/3294.html

このたび、山口勝弘のビデオ彫刻作品《ザンピーニ》の再現展示を開催します。
《ザンピーニ》は《アーチ》*1《コラム》* 2とともに、1988年に銀座の佐谷画廊で開催された山口勝弘展「ビデオイメージと建築について」に出品された作品です。
本作品は、建築的構造物を思わせる本体に敷きつめられた砂に、投影された映像イメージで建築との融合を試みています。今日のように投影型の液晶プロジェクターが普及していなかった頃に、先進的な実験的作品を発表していたことは、まさに日本のメディアアートの元祖と呼ばれる由縁ともいえます。
本展では、山口勝弘展「ビデオイメージと建築について」の展覧会アーカイブ資料も、あわせて展示します。
(山口勝弘ビデオ彫刻アーカイブ研究グループ)

*1 令和元年度文化庁メディア芸術アーカイブ推進事業にて修復完了
*2 令和3年度文化庁メディア芸術アーカイブ推進事業にて修復完了

■関連トークショー
1/23(月)ライブ配信(~2/28までアーカイブ配信)
「ホログラフィをめぐる冒険」

https://orie.co.jp/exhibition/3294.html

ゲスト: 石井勢津子(ホログラフィ作家)
聞き手: 山口勝弘ビデオ彫刻アーカイブ研究グループ
(井口壽乃/埼玉大学、クリストフ・シャルル/武蔵野美術大学、村上史明/筑波大学芸術系、森脇裕之/多摩美術大学)

山口勝弘 略歴
わが国メディアアートの草分けとして1950年代から光、映像、音響まで幅広いメディアを駆使した作品を発表し続け、1972年より取り組んだビデオ作品によって国内外で高い評価を得てきた。代表作には『ビデオスペクタクル銀河庭園』『モレルの発明』『闇・2000・光』等がある。
「実験工房」「グループ・アールジュニ」の結成、名古屋国際ビエンナーレARTECなどに参加して、日本のメディアアートの源流を築きあげた。また筑波大学、神戸芸術工科大学等で教壇に立ち、数多くのメディアアーティストを育てるなど、わが国のメディアアート界の向上発展に多大な貢献を果たした。

主催: 山口勝弘ビデオ彫刻アーカイブ研究グループ(多摩美術大学・筑波大学・武蔵野美術大学・埼玉大学)
協力: 株式会社 織 絵/オリエ アート・ギャラリー

2022年9月29日〜10月2日 インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル(ICAF)に筑波大学が出展しています

全国の教育機関で制作されたアニメーション作品を一堂に集め上映する、本格的な学生アニメーションのフェスティバル「インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル(ICAF)2022」に、本学の学生作品が出品され、国立新美術館で上映されます。

https://icaf.info/

【出品者】⽐留間 未桜さん、⼭岡 ⼀樹さん、寺澤 理歩さん、徐 徳天さん

【会期】202年9月29日(木曜日)から10月2日(日曜日)
オンライン期間:9月26日(月曜日)から10月2日(日曜日)
会場上映期間:9月29日(木曜日)から10月2日(日曜日)
【会場】国立新美術館(全作品上映)
特設WEBサイト(一部オンライン配信)

【主催】インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル実行委員会
【共催】日本アニメーション協会(JAA)、日本アニメーション学会(JSAS)
【特別協力】国立新美術館

 

2022年1月12日(水)-1月16日(日)  「ドキュメントとしての表現」

総合造形修了生の中村(佐々木)亮子さんが、企画運営に携わっています。

 

障害のある人の表現活動はいま大きな注目を集めています。美術の視点でとらえた作品主体の展覧会は、これまでにも数多く開催されています。一方で、表現としてのクオリティはありながらも、そうした場ではなかなか見ることのできない作家や作品も多くあります。
本展では、美術的な評価だけでは測れないユニークな魅力を放つ作品とその作家に目を向け、一人ひとりの人生の記録としての「表現」に向き合いたいと考えます。
作品の背景には、作家の生き方や想いといったさまざまな要素が重なり合っています。テキストによって、そうした背景を作品と合わせて展示することで、美術や福祉、複数の視点で、表現を多角的に捉えることができるのではないか。そして、生きることと表現することのつながりを浮かび上がらせたいと思います。
表現することで他者とつながり、現実との関係性を自らの力で作り出そうとしているアーティストたちに焦点を当て、人の多様性や障害について考え、社会の在り方や人間の存在について考える。この展覧会がひとつの契機になることを願っています。

南関東・甲信ブロック合同企画展「ドキュメントとしての表現」
開催日時:2022年1月12日(水)-1月16日(日)
10:00~17:00(最終入場16:30)
※最終日は15:00まで
※1月15日(土)11:00~12:00、14:00~15:00はイベント開催につき、混雑状況によって入場をお待ちいただく場合がございます。
会場:埼玉会館 第2展示室(〒330-8518 埼玉県さいたま市浦和区高砂3-1-4)
【入場無料】

パフォーマンス2020公演 2020年10月31日

パフォーマンス2020公演 2020年10月31日

今年度は学内とオンラインでの両方で公演が実施されます。

http://www.geijutsu.tsukuba.ac.jp/~fumiaki/pf2020/index.html