筑波大学芸術系と斎藤清美術館が協定を結びました

2017年12月21日に、本学芸術系と斎藤清美術館との連携・協力に関する協定が締結されました。福島県柳津町斎藤清美術館での2年間にわたる活動が評価されました。山中敏正系長と目黒健一郎館長が、署名と協定書の交換を行い、今後の地域社会の発展と、研究や教育のより一層の充実に関わる連携や協力に関して確認を行いました。

2016年度に芸術系村上史明研究室が、斎藤清美術館との協働において館内でワークショップ企画したことから連携が始まりました。斎藤清が、様々な地域をめぐって作品を残してきたのと同様に、ワークショップの参加者と大学生がコミュニケーションすることで、参加者の心象風景を作品を通じて再現する試みを実施し、多くの方に参加いただくことができました。

2017年度には館内で大規模なマルチプロジェクション映像を企画し、奥会津地方の特色を取り入れたアニメーション作品を16名の学生と共に挑戦しました。ハイビジョンと比較して三倍程度の高精細な映像を上映することで、まるで斎藤清の世界の中に入ってしまったかのような体験を鑑賞者が感じることができる作品となりました。

協定式参加者

芸術系
山中 敏正 系長
中村 伸夫 学群長
逢坂 卓郎 教授
村上 史明 助教

齋藤清美術館
目黒 健一郎 館長
田﨑 治 様
幣島 正彦 様

芸術専門学群
岡本 晃樹
小田島 京香
横手 風
伊奈 透光
及川 雄大
高松君 航希

 

協定式の様子

玉川副学長への表敬訪問の様子

協定式の様子

美術館でのワークショップの様子

マルチプロジェクションの様子