小田原のどか作品展 2014年9月24日(水) – 11月11日(火)

博士後期課程在籍の小田原のどかさんの個展が同志社女子大学 mscギャラリーにて開催されます。どうぞご高覧ください。

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小田原のどか作品展《 ↓ 》


今から70年ほど前—1946年から1948年までのあいだ、長崎市松山町に作者不明の記念標柱が存在していた。その標柱は5メートルもの大きさで矢羽根を模しており、自らが突き刺さっている〈この地点〉を指し示していた。「慰霊」や「平和を祈る」といった感情ではなく、〈ここ〉ということ、ただそれのみを示し続けよう、という意志がみてとれるその記念標柱を、私は戦後日本彫刻の「起点」として捉えることができると考えている。本展では、写真と彫刻の関係性を問い直すことで、〈かつて・あそこ〉にあった「起点」を〈いま・ここ〉に提示することを試みる。


2014年9月24日(水)ー 11月11日(火)

9:30〜20:00(ただし10月29日のみ17:00まで)※入館=閉館の15分前まで 休館日=土日


出展作家名:小田原のどか ODAWARA nodoka


同志社女子大学 mscギャラリー(京田辺キャンパス 知徳館6号棟1階 C163)

一般入場可 / 入場無料


http://www.dwcmedia.jp/event/14g03

・関連イベント

講演会「つくる、そして考える」

10月13日(祝・月)16:45〜18:15

会場:同志社女子大学 京田辺キャンパス 知徳館 C131

在学生および一般 参加無料

予約不要

講演会詳細ページ:http://www.dwcmedia.jp/event/14g03

主催:同志社女子大学情報メディア学科

助成:日本記号学会(「長崎・原爆投下地点に設置された矢羽根型記念標柱についての調査」に対して)

制作協力:毎日新聞社、長崎新聞社、根本千絵様、株式会社ユン美工、有限会社ワーカーズ

お問い合わせ:情報メディア学科事務室 0774-65-8635