工芸領域では年に一度、全所属学生による合同展「CRAFT展」を開催しています。

今年は11月15日から18日までの4日間、総合交流会館というガラス張りの空間で行われました。CRAFT展は計画から会場準備、広報活動まで、全て学生主導で進めていきます。

開催前日には作品の搬入・展示作業が行われます。作品を展示台に乗せるだけでなく、バランスを見ながら全体がより良く見えるよう配置も調整します。

そして作業が終わると、作品の講評会が始まります。一人一人自分の作品について説明し、それに対して陶磁・木工・ガラスの3人の先生方から講評をしていただきます。

展示会場の様子です。学生たちがこの日のために制作してきた力作が並びます。

学群3年生から大学院生まで、陶磁・木工・ガラス3分野の作品が一堂に会する様子は壮観です。

また、同時開催で共通のテーマに沿って器を制作する「器展」も開催されました。今年のテーマは「ドーナツの器」。ドーナツを食べるための器なのか、ドーナツがモチーフの器なのか、テーマの解釈も人それぞれです。

最終日の午後に作品の搬出を行い、その1週間後には学生だけで反省会を行いCRAFT展は終了します。

ここでの展示や講評で得た気づきが、その後の卒業制作や修了制作にも活かされていきます。

以上、CRAFT展のご紹介でした!