東日本大震災復興支援プロジェクト「宮清大蔵土壁塗りワークショップ」を開催しました。

2011年10月30日 つくば市北条
東日本大震災復興支援プロジェクト「宮清大蔵土壁塗りワークショップ」
(主催:筑波大学adp 指導:芸術系教授 安藤邦廣)を開催しました。

つくば市北条にある土蔵を改修した音楽ホール宮清大蔵がこの度の震災で土蔵の壁に大きな損傷を受けました。
これまで改修計画に協力してきた安藤研究室とadpの受講学生によって、地域の子供たちの参加による土壁の補修が行なわれました。
学生が1ヶ月前から、剥落した土壁に新たに藁と水を混ぜ、準備を行ないました。
当日は左官職人の指導によって、子供たちや学生の手により土壁が塗り直されました。子供たちにとっても貴重な体験となりました。

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大学を開くアート&デザインプロデュース(ADP)2011
安藤邦廣(筑波大学 芸術専門学群 デザイン専攻 建築デザイン領域 教員紹介)

東日本大震災の木造応急仮設住宅の住民の支援プロジェクト「端材を利用した家具づくりワークショップ」を開催しました。

2011年11月3日 福島県いわき市
東日本大震災の木造応急仮設住宅の住民の支援プロジェクト「端材を利用した家具づくりワークショップ」
(主催:筑波大学芸術系安藤研究室・橋本研究室)を開催しました。

福島県いわき市に建設された木造仮設住宅(芸術系教授安藤による設計)において、そこに居住する楢葉町の住民約40名が参加しました。
それを支援したのが、筑波大学のデザイン専攻の大学院生、学群生を中心とした、約40名のボランティアスタッフです。
その仮設住宅で余った端材を利用して、仮設住宅建設に携わった工務店の協力を得て、住民の要望を聞きながら、ベンチや椅子、棚などの家具、約40点を制作しました。

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安藤邦廣・橋本剛(筑波大学 芸術専門学群 デザイン専攻 建築デザイン領域 教員紹介)

【活動紹介】貝島研究室がA-cupに参加してきました

10月22日(土)〜10月23日(日)にかけて貝島研究室がA-cupに参加してきました!
A-cupとはArchitecture(建築)の頭文字を取ったサッカーの大会の名前で、建築学科の学生などを中心に、毎年600人を超える建築関係のサッカー愛好家が集まる全国規模のイベントです。今年も昨年に引き続き、茨城県の波崎で開催されました。今年はA-cupが開催されてから10年目ということですが、そもそもの始まりは主催者側が、「サッカーと建築は驚くほど共通項が多い」とサッカーと建築について考え始めたのがそもそものきっかけのようです(詳細が気になる方はぜひインターネット等で調べてみてください)。
そして今年も貝島研究室はチーム“Momoトラップ”として参加してきました。日頃の運動不足からなかなか皆思うように体が動かなく、足がつったり息がすぐに上がったりしてしまいましたが、動けないなりにサッカーを楽しみました。
また、22日の夜には『建築と震災、この後の10年』というタイトルでミニシンポジウムが開かれ、3月11日以降の建築のあり方や関わり方、震災復興のプロジェクトについて、それぞれのチームを率いている建築業界の各方面の方々からお話を伺い、震災以降の建築の動きを共有したり情報交換をする、有意義な時間を過ごしました。

[デザイン専攻4年 T.S]

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【展示】貝島研究室のプロジェクト「キャンドルナイト2011しもつまやちよ」が開催されました。

「キャンドルナイト2011しもつまやちよ」は、貝島研究室が2010年から茨城県下妻市の、しもつまやちよ青年会議所の方に依頼され行われたプロジェクトです。
10月22日に開催されたこのプロジェクトの2011年のテーマは「東北大震災への応援メッセージを送る」でした。そこで、元気を得た木が育っていくというイメージからたくさんの葉がついた木という配置デザインにしました。約60m×60mの敷地に1万4千個のキャンドルを配置しています。
配置デザインの中には、点火台(写真)や高見台などいくつかの見せ場があります。それらの見せ場を一本の動線でつなげるように考えました。
[デザイン専攻4年 T.S]

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