【授業紹介】デザイン演習1・発表会

夏休み直前の7月1日に、「デザイン演習1」の建築デザイン領域課題の最終プレゼンテーションが行われました。
今回のテーマは「つくば市内の子供を元気にする遊びの地域拠点施設(児童館)」です。
実際に児童館を見学し、設計するための敷地を決め、みんな思い思いのコンセプトをもつ児童館を設計しました。

部屋を壁で区切らず児童館全体を1つの繋がった空間として使ったり、人の行動や感じ方のスタイルに注目した造りであったりと、それぞれに魅力のある設計が目立ちました。
また、先生からは「図面を疎かにしない」ように注意されました。
実際の設計では、建築の専門家だけに自分のイメージを伝える訳ではありません。一般の人にも分かってもらうためにも、模型は大切です。
しかし、模型だけではなく、図面での表現力もまた大切です。魅力的な図面を提示することが出来てこそ、説得力も増すものです。
具体的には、スケールや利用イメージが湧きやすいように人を描き込んだり、周りの建物などを書き込むことで周囲との関係を明らかにしたり、といったことをするのです。

「もっと勝手な設計をすること」「夢を見ること」とも促されました。
建築にしろプロダクトにしろ、何だって夢のあるデザインって良いですね。

[デザイン専攻2年 M.I.]

すばらしい作品たち。

素晴らしい作品たち。

テクスチャーまで、細かいです。

テクスチャーまで、細かいです。

勉強中!

勉強中!


【活動紹介】店舗改装に携わる学生の紹介

筑波大学には、「ADP(大学を開く アート&デザインプロデュース)」という授業があることはご存知でしょうか。
全学群の生徒を対象とし、実践的なデザインを行っていく演習です。例えば病院の方々と話し合い、病院内の家具を作ったり、ワークショップを行ったりしています。

しかし、それとは別に、個人で集まってプロジェクトを引き受けている学生たちもいるのです。
今回は、そんな学生たちにも光を当ててみたいと思います。

何やら話し合いをしている学生たち…
実は、自家焙煎コーヒー豆と茶葉のお店、「まめぽっと」さんの改装をお手伝いさせてもらっています!
具体的には現在、看板作りを進めているところです。イメージスケッチの時点で突如リスのキャラクターが発生。ほのぼのとした世界が広がり始めました…。ちょっと足を運んでみたくなるような、優しく可愛い雰囲気の看板が出来上がると良いですね。

お店の方と話し合い、実際に必要とされるデザインについて考えることは、とても楽しく、やりがいがあります。
まだまだデザイナーのたまごで、時には周囲の方々に心配や迷惑をかけますが、こういった「デザインする喜び」を積み重ねていくことは大切なことだな、と実感します。
それぞれの学生が、将来どのようなデザインをしていくことになるのかは分かりません。デザイナーになっていないかもしれません。しかし今積み重ねている経験は、必ず未来の自分を形成する糧となっていくことでしょう。

[デザイン専攻2年 M.I.]

お店にてミーティング中

お店にてミーティング中

ブラッシュアップ会議。白熱!?

ブラッシュアップ会議。白熱!?

看板のイメージです

看板のイメージです