結チーム 「WSに向けてのリサーチ完了」

今年度、10名で活動を開始した結チームでは、まず今年のWSに向けて去年、一昨年に「結の器プロジェクト」WSに参加してくださった方々の意見や感想を集めるリサーチ活動を行いました。
人数が増えたことを生かし、2チームに分かれご自宅を訪問したり、つくばから移転された方に電話でお話を伺ったり、CRの時間に学校にお越しいただき、リサーチを交えながら会話を楽しみました。リサーチをする中で、去年や一昨年のWSが楽しかったという嬉しい声や、知らない人と器をつくるより知っている人とつくりたい、器を贈るというのは気が重かった、など様々な生の声をいただき、改善余地を感じました。また、震災から4年が経過し個々の状況の変化や複雑化が垣間見えるリサーチとなりました。
さらに、リサーチと同時進行で実際に結の器を結チームのメンバーがWS形式でつくってみました。まだ結成したてのチームで、少し緊張していましたがWSを通して会話が弾み、すごく楽しく結の器を完成させることができました。
これらを元に、「やわらかな場所づくり⇨一人でできない器づくり」という目的が決まりました。今後はWSの具体的な内容や日程、広報についてさらに掘り下げて話し合い、固めていきたいと思います。(生物資源2年・吉田)

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空き空間チーム「取手アートプロジェクト(TAP)」視察

空き空間チームは5月15日に「取手アートプロジェクト(TAP)」の視察を行いました。
1999年にスタートしたTAPは、市民と取手市、東京芸術大学の三者共同により、芸術のまちを目指す取手市をフィールドに行われているプロジェクトで、「アート」という切り口からまちづくりを行っている事例として注目されています。今回は、空き空間チームの北条での空き家・空き地活用プロジェクトの参考事例として、見学をさせていただくこととなりました。
当日はスタッフの方から、空き家をアートで再生する活動など、活動内容の紹介をしていただいたり、事例の見学をさせていただいたりと非常に有意義な時間を過ごすことができました。
今回の視察で得た刺激を胸に、今後も活動を進めていきたいと思います。(社工4年 村中)
取手アートプロジェクトHP

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竈プロジェクト「復興春の北条市」に参加

竈プロジェクトは5月6日の「復興春の北条市」に参加しました。竜巻から3年が経ちます。お天気にも恵まれて、去年よりも多くの方に足を運んで頂きました。
今回は北条小学校、筑波高校の生徒と共に竃でご飯を炊くワークショップと、竃で炊いたちまきおにぎりの販売をしました。
ワークショップには小学生6名、高校生5名が参加してくれました。小学生も初めて見る竃に大喜びの様子で、楽しそうに火おこしをしてくれました。地域の方々も飛び入り参加して下さり、竃を中心に笑顔が広がる中美味しいお米が炊きあがりました。ちまきの方も無事完売し、人々にとって竃がより身近になったであろう実りのある一日でした。
(芸術3年 当田)

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体感体験ラボ「久保姫と秘密の友達ワークショップ」

2/22 (日) にいわきアリオスで、「久保姫と秘密の友達ワークショップ」が行われました。遊び工房のスタッフの方や、お子さん達の親御さん方にも手伝ってもらいながら、夢中になって人形を作っていた子供達の笑顔がとても印象的に残っています。最後の上演では、子供達が作った人形を持って久保姫と一緒に歌ったり、ダンスをしたりして、とても盛り上がっていました。(芸術MC1年 高橋)

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情報発信チーム 広島市で『いわきノート』上映会開催

2/1(日)に広島市まちづくり交流プラザで映画『いわきノート』の上映会&トークイベントが行われました。この上映会は広島大学の学生ボランティア団体「OPERATIONつながり」さんとの共同開催です。
ゲストに漫画家の西島大介さんをお招きし、上映後は「震災後の新たなつながりや出会い」をテーマにトークショーを行いました。表現を通して震災や原発事故と向き合う西島さん、ボランティアとして支援活動に取り組むつながりさん、福島の声を発信しようとする『いわきノート』学生監督と、三者三様、それぞれの活動を通して生まれた出会いやつながりについてお話しいただきました。会場からの質問や上映後のアンケートでは、広島から出来る東北支援についての問いかけや、災害を風化させない為にドキュメンタリーやフィクションで語り継ぐことの必要性を指摘する感想などが寄せられました。震災から4年、『いわきノート』も発信の意義を再確認すると同時に、その方法には工夫が求められていると感じました。(飯田)

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情報発信チーム『いわきノート』広島上映のお知らせ

2月1日(日)に、『いわきノート』が広島市で上映されます。この上映会は情報発信チームの学生が昨年より準備を進めてきたプロジェクトで、広島大学の学生ボランティア団体「OPERATIONつながり」さんとの共同開催です。ゲストには広島在住の漫画家・西島大介さんをお招きします。上映後には、西島さん、OPERATIONつながりさん、『いわきノート』学生監督によるトークショーを予定し、「HELLO after 3.11」というテーマで、それぞれの視点から震災後の不思議な縁や新たなつながりについて語ります。また、参加者との簡単なワークショップも予定しています。ぜひご来場下さい。(飯田)

映画『いわきノート』広島上映会&トークイベント
HELLO after 3.11 -震災後の新たなつながり-
日時:2015年2月1日(日)開場14:00 開演14:30
場所:広島市まちづくり市民交流プラザ北棟6F マルチメディアスタジオ
定員:112名
料金:無料

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書チーム「書写を楽しむ会」開催

去る11月21日、書チームは、福島県いわき市立田人小学校・田人中学校を訪問し、同校の児童・生徒さんとともに、「書写を楽しむ会」を開催しました。福島県では、全県規模で開催される「福島県書きぞめ展」に参加する学校が多く、今回は同展の出品課題の練習をチームがサポートしました。児童・生徒のみなさんは、チームが準備した様々な教具を用い、真剣に課題の揮毫に取り組んでいました。(菅野)

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コトノハチーム 小池長沼西応急仮設住宅訪問

福島県南相馬市にある小池長沼西応急仮設住宅は、ペットを連れて避難することができる仮設住宅です。コトノハチームでは、避難されている方々の大切な家族であるペットに焦点を当てた活動をしています。7月に29件のお宅を訪問し、震災時の貴重なお話やペットに対する愛のこもった言葉を集めることができました。現在はその言葉を集めた冊子を作成しています。かわいい動物たちの写真集にとどまらず、仮設住宅に暮らす皆さんのコミュニケーションのきっかけにもなれば、という思いもあります。
11月28日、冊子の内容を確認していただくために、再度仮設住宅に伺いました。皆さんとても喜んでくださり、冊子の完成を楽しみにしている、とのお言葉をいただくことができました。皆さんのご意見をもとに修正作業を行い、より充実した冊子の完成を目指したいと思います。(比較文化3年 小池ちはる)

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情報発信チーム 筑波大学留学生センターで『いわきノート』上映

情報発信チームが11月14日(金)に、留学生を対象とした英語字幕版『いわきノート』上映会を筑波大学留学生センターで開催しました。上映後は学生監督と参加者みんなでグループディスカッションを行い、映画や震災について考えや理解を深めました。
映画を観た留学生からは、福島の状況が知れてよかった、日本人の強さを見た、自分の国の人たちにも見せたいといった感想や、日本の放射線問題は大丈夫かと学生監督に質問する様子もありました。英語と日本語が入り交じる中、国境を越えたディスカッションは予想以上に白熱しました。(飯田)IMG_6141IMG_6161

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潮来チーム 日の出中学校文化祭に参加

10月11日(土)文化祭看板の共同制作
潮来市立日の出中学校の文化祭に向け、美術部の生徒と一緒にステージ看板の共同制作を行いました。昨年、一昨年は大学生の考えたデザインを一緒に制作していましたが、今年は中学生が考えた案に私たちが制作協力するかたちで行いました。大勢で分担して作業したため、予定より短時間で看板は完成しました。そこで美術部の先生が急遽、プラスチック板を使ったキーホルダー作りのワークショップを企画して下さいました。看板制作の際に話すことができなかった生徒とも交流ができ、とても楽しい時間を過ごしました。

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11月1日(土)日の出中学校文化祭の前日準備
文化祭では潮音寺万燈会における光のアートプロジェクトの活動を紹介する展示コーナーを設けました。この展示によって、万燈会当日に来ていない方にも潮来チームの活動を知ってもらうとともに、少しでも地域の話題のきっかけになってほしいと考えました。展示内容は万燈会に関して、今回のプロジェクトのコンセプト、中学生との交流や点灯後の写真、灯籠の配置図、万燈会当日来場者に書いていただいた感想などを時系列に沿って配置しました。

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11月2日(日)の文化祭当日
展示コーナーの前で立ち止まってじっくり読んでくれる方や、展示の前で写真を撮っている保護者の方がおられました。展示を見ながら話す中学生の姿も見られました。また、日の出中学校から展示部門特別賞として賞状をいただきました。多くの方に見て頂くことで、私たちの活動を知ってもらうという目的は達成できたように思います。
驚いたことは、一昨年行った文化祭装飾プロジェクトが引き継がれていたことです。有志の先生方と生徒さんで行ったそうです。ステージ看板制作もそうでしたが、これまでの潮来チームの提案を中学生が引き継いでくれていることがとても嬉しく感じました。私たちが関わって行ったイベントも、今回の日の出中学校のように、地元の方同士で企画・進行していく中で人々の繋がりの強化に役立つことを願っています。(芸術3年 小笠原

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