創造的復興:視点構築論2・第5回講義は現代美術作家の竹川宣彰さんをお招きして「見て見ぬふりする子、囃したてる子」というタイトルでお話を伺いました。
子供のいじめの構造から始まり、ヘイトスピーチ、デモ、反原発運動などについて解説を交えてお話を伺いました。
小さな活動の蓄積が大きな流れを生み出すと言ったお話や、3.11以降の当事者性の変化などのお話しは、今後のCRの活動にも深く関わってくるものだと感じました。(赤木)
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【予告】創造的復興:視点構築論2・ 第5回
創造的復興:視点構築論2・ 第4回
創造的復興:視点構築論2・第4回講義は高等学校美術教員の赤城修司さんをお招きして「僕の見た福島」というタイトルでお話を伺いました。
東日本大震災直後から撮り続けている写真と福島市の様子を中心にお話いただきました。福島第一原発から64kmに位置する福島市は、放射線量が高いこともあり様々な場所で除染作業が行われています。赤城さんの写真の中には、通勤や通学をする人々の真横で除染作業がおこなわれている様子がたくさん収められていました。
震災以降、周りも赤城さん自身も「思いやり隠蔽」をおこなっているとお話されました。誰かに申し訳ないと、本音を語れずにいる、市民一人一人が何となくやっていることだけれども、それらを全て発信しようと思った。と、語る赤城さんの講義は「伝える」方法や意味を考えてゆくヒントになると感じました。(赤木)
【予告】創造的復興:視点構築論2・ 第4回
創造的復興:視点構築論2・ 第3回
創造的復興:視点構築論2・第3回講義は現代芸術家、ディレクター、ライターのユミソンさんをお招きして「私たちはこの風景に名前をつけました -アラフドアートアニュアルのこと-」というタイトルでお話を伺いました。
東日本大震災直後から動き出した「おやすみツリー」の活動や、福島市土湯温泉町で開催されたアートフェスティバル「アラフドアートアニュアル」の活動についてお話しされました。「アラフドアートアニュアル」を作り上げるにあたり、「フクシマ」という言葉の意味を丁寧に見ることが必要であり、地域の人も来場者も自分の身の回りのことを丁寧に、能動的に見る目を養うことができるアートフェスティバルでありたいと考えたことから、アートの役割や地域との関わり方について講義されました。(赤木)
【予告】創造的復興:視点構築論2・ 第3回
創造的復興:視点構築論2・第2回
創造的復興:視点構築論2・第2回講義は現代美術家の宮島達男さんをお招きして「Art in You」というタイトルでお話を伺いました。
思想家のタゴールの『「美」はそれを見る人間によって初めて実現化するもの』というお話から、
宮島さんが1995年よりスタートさせた「柿の木プロジェクト」の活動、そうぞう力(imaginationとcreativity)についてを講義していただきました。アートは、すべての人間のこころの中にもともと存在しているものであり、すべての人は「アーティスト」であり、同時に「見る人」でもある。「Art in You -アートはあなたの中にある-」というお話はとても印象的でした。(赤木)