7月27日(土)、28日(日)に週末アートスクール・イン・つくば〜感じて・見て・なりきり レオナルド・ダ・ヴィンチ!?〜を開催いたしました。
福島県在住の小中学生を対象とした夏休みのためのアートスクールを筑波大学と筑波宇宙センターを会場として実施いたしました。参加者は、小学生をその保護者さまの親子ペアで15組にお越し頂きました。
2日間で6つのワークショップを行い、「レオナルド・ダ・ヴィンチ」を一貫のテーマとしてたくさん学んで、遊んで、お子さま、保護者さま、先生も一緒に楽しい時間を共有しました。
レオナルド・ダ・ヴィンチは、すばらしい絵画作品やデッサンで有名ですが、ときに、数学者であり、機械技師であり、科学者でもありました。つくばには、芸術を学べる筑波大学があり、また宇宙航空研究開発機構=JAXAを始めとして色々な研究施設があります。そんなつくばでアートとサイエンスに触れ、1泊2日でたくさんの技術をもった、
レオナルド・ダ・ヴィンチになりきり、小学生のみんなは最後、レオナルド・ダ・ヴィンチに大変身して福島へ無事に帰ってゆきました。
(小野)
Category Archives: チャレンジ学外演習
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参加者募集!!週末アートスクール・イン・つくば
『週末アートスクール・イン・つくば~感じて・見て・なりきり レオナルド・ダ・ヴィンチ!?~』への参加者を募集しています。
募集対象は福島県在住の小中学生です。
今から約500 年もむかしのこと、レオナルド・ダ・ヴィンチという芸術家がいました。
レオナルドは、すばらしい絵画作品やデッサンで有名ですが、ときに、数学者であり、機械技師であり、科学者でもあり…。
筑波大学ならではの現代アートと宇宙のサイエンスアートに触れ、たくさんの技術に秀でたレオナルドになりきりましょう!!!
福島県在住の小中学生を対象とした1泊2日のアートスクールです。
つくばに来ておもいっきりリフレッシュしてください☆
詳しくはチラシをご覧下さい。 (小野)
三陸視察ツアー
6/1,2に、今年も一泊二日の三陸視察ツアーを行いました。震災から二年が経ち、被災地は今どのような状況であるか自分たちの目で確かめます。今年は学生、教員合わせて約40名が参加しました。
一日目はまず石巻の復興商店街を訪れ、各自商店街のお店や高校生が中心となって運営している食堂などで昼食を取りました。
その後石巻沿岸部、門脇地区へ向かい門脇小学校を見学、がんばろう石巻・ありがとうハウスを訪問し、ありがとうハウスの尾形さんの被災体験をお聞きしました。実際の状況と報道との違いがあったこと、「来年、再来年のことより明日を見たい」という話はとても心に残りました。
被災地は昨年よりもがれきの山は減り、津波で流された跡は草地や空き地が広がり人の気配のなさに物悲しさを覚えました。
宿泊先の牡鹿半島に入り、現地でボランティア活動されている方から震災直後の混乱状況や、人口減少など現状の問題や取り組みなどをお聞きしました。
宿泊先では夕飯後、一人ずつ一日目の感想を話しました。「実際に来てみたけど実感が沸かなかった。想像することの難しさを感じた」「無力感を覚えた」「メディアを通してでなく自分の目で確かめられた」などの感想があり、困惑した様子も見られましたがみんなで意見を共有でき有意義な時間を持つことができました。
二日目はまず女川町を訪れ、津波が押し倒した鉄骨の建物の見学、続いて向かった南三陸地区の復興商店街では南三陸のならではのご馳走を頂き、また安藤先生の復興住宅を見学しました。
最後に東松島のおのくん制作現場を訪れ、仮設住宅の方たちが生き生きと制作にあたっている姿を見ることができ、無力感を覚えた一日目から復興支援はできることから始めればいいと希望を持つことができました。
今回の三陸視察でも多くの方々にご協力いただき、また貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。
参加した学生は自分の目で見て感じたことをチームのみんなに報告し、今後の活動に生かしてほしいと思います。(橋本)
版画ワークショップ
おいでよ いもにかい まつり
会津若松にある城北仮設の集会所で、『おいでよ いもにかい まつり』を行いました。
住民の方々にもお祭りの準備を手伝ってもらい、学生と住民が協働しまつりを開催しました。まつり当日は、雨にも関わらず大勢の人が集まり、コスプレありカラオケありの大変にぎやかな雰囲気のまつりとなりました。
まつりを開催したことで、住民の方々同士が改めて繋がるきっかけとなったのではないでしょうか。
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「石下西中との連携アートプロジェクト展」報告
震災で校舎を壊された常総市石下西中学校と連携するアートプロジェクトの成果を公開する展示を行いました。以下、報告します。
・日時:2012年10月6日(土)〜8日(月・祝)
・場所:筑波大学学園祭「双峰祭」内/芸術6A棟204室
黒板を活用したパネルや写真、校舎から回収した物品の現物展示などを通じて、これまでのプロジェクトの経緯を紹介するとともに、夏休み中のワークショップで制作された中学生たちの作品や、筑波大の学生・教員の作品を公開しました。作品はすべて、壊れた旧校舎から取出した部材・物品を素材とするものです。
学園祭を訪れた一般の来場者のほか、石下西中の生徒や先生、保護者やOB・OGなどを含む多くの方々に見て頂きました。生活の一部を失う経験をされた石下の皆さんの想いに届きたいという趣旨にご理解を頂いた様で、比較的好評でした。
この後、石下西中文化祭(10月27日)でも展示の予定です。
(笹本)
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