6

パプリカ

ホスピタブル・イン・ホスピタルプロジェクト

担当教員:蓮見孝(教授・プロダクトデザイン)
白い壁、病院独特の長椅子は、私たちの思う病院らしい空間を作り出している。そこに家具のデザインを通して空間に彩りを与え、家具をきっかけに人々の間にコミュニケーションが生みだすことができたら、特殊空間であった病院の中は、より外の世界に近いものへと変わることができる。2008年度は、昨年度の「ホスピタル・イン・ホスピタルプロジェクト」家具チームのSOHの椅子に続き、筑波大学附属病院において「病院に彩りを!」というチームコンセプトのもと、「パプリカ」という名前をつけ、活動した。そして、院内に外の世界の活気を取り込むべく、病院のために考えられた家具よりも、触れられるアートのようなコンセプチュアルな家具を目指した。また、東京デザイナーズウィーク(TDW)に出展した筑波大生の作品を病院で展示するプロデュースも手掛けた。単に彩り豊かな家具を作ることに完結せず、コトを起こしてコトを生み出すデザインを目指した。
年間スケジュール
2008.5
年間計画
病院内の環境・事例調査
ヒアリング調査
6
アイディアスケッチ
方向性の検討
制作チーム発足
7
アイディアカタログ作成
プロジェクト会議
各チームコンセプト立案
8
作品制作
9
作品制作
展示計画
プロジェクト会議
10
展示計画
作品お披露目講評会
11
東京デザイナーズウィーク
展示装飾制作
病院内展示「イス誕」
プロジェクト会議
12
コメント集計
作品評価
作品リファイン
図面作成
2009.1
発注
2
完成
搬入
ホーム > adp08 > パプリカ