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天の川リニューアル
ウォーターフロントプロジェクト2007-2008
担当教員:貝島桃代(講師・建築デザイン)
ウォーターフロントプロジェクトは現在、生物資源学類と芸術専門学群の学生約20名で構成されている。このプロジェクトは、アートやデザインという視点に加え、専門分野を生かして科学的な視点から環境「そのもの」を改善・管理するという切り口からリニューアルに取り組んできた。筑波大学のキャンパス内には、天久保池・松美池・兵太郎池など、豊かな水辺空間が設けられている。ウォーターフロントプロジェクトでは、そうした学内の水辺の環境をよりよい空間に変えるような提案を行っていく。第一回目となる2007.2008のプロジェクトでは、「天の川」を対象として選んだ。大学の中心を流れるこの川は、学内の水辺の中でも最も利用者が多い。知名度も高く、大学の顔とも言える。一方で、老朽化や管理の行き届いていない点も目立つ。天の川の環境改善では、「利用者にとってよりよい環境」を目標とし、中心として「水をきれいにすること」 特に池の藻類の除去・景観の改善に重点を置き、2カ年計画でプロジェクトを進めていく。一年目となる2007年度は、「調査」の年と設定し、主に水質や利用者、事例など改善のための基礎調査・情報収集をおこなってきた。2008 年度以降はそのデータをもとに、改善のためのプランをまとめてゆく。
年間スケジュール
- 2007.4
- 生物資源学類で学生が集まる
ADP のプロジェクトに加わる - 5
- 基礎調査
学内の水辺を調査
07年の対象を天の川に決定
班分け・マニュアルの作成 - 7
- 第1 回目の水質調査
第1 回目の総合会議 - 8
- 学外の水辺調査
天の川定期清掃の見学 - 9
- 中間発表会
模型制作
アンケート調査 - 10
- 基本プランの立案
白地図グループワーク - 11
- 基本プランの検討
WS 準備 - 12
- ワークショップ開催
基本プランの提案
天の川ライトアップ
ポストイット意見交換 - 2008.1
- 第3 回総合会議
埼玉県立水産試験場の - 2
- 基本プラン再考







