6

体芸中央棟南側学生控え室(通称…体バチ)リニューアルプロジェクト

担当教員:逢坂卓郎(筑波大学教授)、貝島桃代(筑波大学講師)
体芸中央棟南側学生控え室は体育・芸術地区中央にあるペデストリアンデッキに面して設けられた学生のための休憩室で、ガラス張りの金魚鉢のように見えるところから「体バチ」という愛称で親しまれている。ここでは、パンの販売が行われ昼食をとったり、談話やミーティングなどに利用される。本プロジェクトは2005年度から体育の学生や教官らと「体育らしさをアピールする」ワークショップを重ね、デザインの検討を行ってきた。計画の途中に体芸中央棟の大規模な改修に伴う計画範囲の拡張が決定したことから、2006年度も継続してデザイン検討を行った。今年度は「体バチ」が以前より広くなることから、「体芸中央棟の顔」としての表情を与え、大空間における学生自身のゾーニングを手助けする空間をめざして半透明のカーテンで空間を自由に仕切るデザインを採用した。ここでは、空間の透過性を保ちながら、体育らしさを表現するボールをパタンとしたカーテンを挟んでさまざまな活動をする学生同士の心地よい距離感を演出する境界面を作りたいと考えた。
年間スケジュール
2005.12
企画・ワークショップ・基本デザイン
現状調査し、施設部にリニューアルを
提案
体育学生とのワークショップ
盛り込む機能の計画
2006.6
プロジェクト拡張・再企画
体バチ床面積広がる
体芸棟全体改修の一部として位置づけられる
体育展示室の計画
2007.3
実施デザイン
設計事務所に図面提出
4
運営方針計画
展示内容に関する検討
各種家具、機材の選定
2008.3
竣工予定
ホーム > adp06 > 体芸中央棟南側学生控え室(通称…体バチ)リニューアルプロジェクト