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体芸中央棟リニューアルプロジェクト
担当教員：逢坂卓郎（筑波大学教授）、貝島桃代（筑波大学講師）
体芸中央棟リニューアルチームは、耐震補強・アスベスト除去のため大規模な工事が行われることとなった体芸中央棟の改修に伴うリニューアルを提案した。老朽化した体芸中央棟に活気を与え人の行き交う街のような場所にするために、中央ホール（2階吹き抜け部分）のデザイン、体芸中央棟全体の色彩計画、北側学生控え室（以下芸バチ）のリデザインを行い、施設部、ワーキンググループに提案した。中央ホールを中心としたグラデーションによるサイン計画を行うことによって、より直感的に建物の構造が把握できることを意図した。今まで駐輪場と化していた中央ホールにはペデストリアンデッキから建物を出入りする人たちのコミュニティを誘発するデザインを提案した。芸バチでは天井を高くすることで露出する配管、空調の見せ方をデザインし、教室とは異なる学生たちがくつろげるような場を作りだす。均質なグリッドで計画されたこの建物が、リニューアルと人の活動によって濃淡のあるやわらかな空間の表情を持ち始めることを期待している。
年間スケジュール
- 2006.5
- 調査
学生へのヒアリング
設計事務所の現状案の把握 - 6
- 実施デザイン
設計事務所との打ち合わせ - 7
- 施工・実施デザイン
工事開始
中央ホールのスタディ - 12
- 実施デザイン
設備部との打ち合わせ
学群長との打ち合わせ - 1
- 学群長、施設部、施工業者
との打ち合わせ
色彩計画 - 2
- 体芸中央棟北側学生控室（通称…
芸バチ）のデザイン
設備、照明の位置の検討 - 3
- 施工
施工業者とディテールチェック
