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筑波大学附属病院リニューアルプロジェクト

担当教員:逢坂卓郎(筑波大学教授)、貝島桃代(筑波大学講師)
リニューアルチーム「アスパラガス」による筑波大学附属病院リニューアルプロジェクトは二年目の活動となった。昨年度はアートワークショップ、ボランティア活動を通じて学生が病院に関わり病院の内外をひとが活発に動く事で病院空間に変化を与える試みを行ない、また病院の持つ問題点や可能性を探った。それを踏まえ2006年度は、作品展の開催、アートワークショップの実施、アートを提供する仕組みづくりなど、企画や運営の提案を行なうと同時に、病院内部に運営の拠点となる場所=「アートステーション」を設ける必要性から、外来棟渡り廊下の改修プラン作成と施工を行ない、そのスペースをSOH(Seeds of Humanity)≠ニ名付けた。患者、看護師、職員ら病院関係者を巻き込むに留まらず、学内の他の組織や他大学の学生にもネットワークが拡げられた。今後、アスパラガスはアートステーションを活動の拠点とし、このような医療の現場におけるさまざまなコラボレーションの原動力となってアートの種を蒔く活動を続ける。
年間スケジュール
2006.5
企画・運営
学生有志団体による作品展示
「ヒトマイマイのおかもち展」
6
調査・基本デザイン
活動拠点=施工場所決定
渡り廊下ドア及び
ドア周りデザイン検討
9
企画
アートワークショップ
コンセプト・概要決定
10
企画・運営
筑波大学アートギャラリーT+巡回展示
「ヒトマイマイの写真展」(〜12月)

基本デザイン
改装コンセプト・全体案決定
改装案ディテール検討
11
ワークショップ
そのあさの会・プライマリー研究会とワークショップ
アートワーク病院内スタディー
2007.1
実施デザイン
施工項目・デザイン詳細決定
ドア施工図決定
2
企画・アートワーク
そのあさの会・プライマリーケア研究会とワークショップ詳細検討
防火ドア周りオーナメント試作
3
施工・アートワーク
ドア撤去・取付工事
内部塗装・クリーニング
展示きっかけ取付
4
運営・ワークショップ
ワークショップ開催 comorebi
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